インドネシアのメンタワイ諸島で18日、サーフィン中だったイタリア人女性が、鋭い口ばしを持つ魚に突き刺されて死亡する事故が発生した。米紙『The Washington Post』など各国のメディアが報じたが、不慮の事故に悲しみの声が広がった。魚に刺されて死亡する事故は稀ではあるものの、過去にもいくつか報告されている。
メンタワイ諸島地方防災局の局長代理であるラフムディン・シレガールさん(Lahmudin Siregar)は、インドネシアの通信社『Antara』に対し「メカジキがジュリアさんに飛びかかり、胸を刺されて5センチの切り傷を負いました」と述べた。ジュリアさんが滞在していたホテル「ヒドゥン・ベイ・リゾート・メンタワイ(Hidden Bay Resort Mentawais)」は声明で、ジュリアさんを「お客様であり友人」と呼び、「この地域の穏やかな波でサーフィン中に、胸を魚に刺されて即死しました」と説明している。
ジェームズさんは24日、米紙『The Washington Post』にメールで、彼女の遺体がイタリアに送還されたことを伝えた。彼女の出身地であるイタリアのベナリア・レアーレのファビオ・ジュリーヴィ市長(Fabio Giulivi)は、Facebookに「この知らせに私たちは衝撃を受けており、ジュリアさんの命をあまりにも早く奪った今回の悲劇に対して無力さを感じています」と綴った。
画像は『AWAVE Travel Instagram「It is with the deepest sadness that I have to announce the passing of Giulia Manfrini, one of AWAVE Travel’s co-founders.」』『The News International 「Swordfish impales surfer to death in Indonesia」(Pexels)』より (TechinsightJapan編集部 MM)