子育て中の30代男性が「この会社ダメだな」と幻滅した瞬間　「保育園の行事で休みたいと言ったら嫌な顔をされ……」

最近は共働き世帯が増えて保育園を利用する人も増えたが、そんな保育園でも平日に行事が開催されることがある。仕事をしている人は休みづらいかもしれないが、そうしたイベントは年に何度もあるわけではないのだから、職場の理解を得たいところだろう。ところが

「子どもの保育園の行事で休みたいと言うと、嫌な顔をされる会社。昭和の親世代で今まで育児を全然してこなかった人がこういうパターンが多い。家族より優先することなんかなにもないのに」（30代男性／年収500万円）

と、職場の理解のなさに憤る人もいる。（文：林加奈）

学校行事があると給料が減る。嘆く非常勤講師に校長は…

このように、従業員に対して休みを取りづらくしようとしたり、給与の支払いを安くしようとしたりする会社にいると、会社への不満がたまる一方だ。学校の非常勤講師としてパートで働く千葉県の40代女性（年収300万円）も、職場に不満を持つ一人。付属校では「行事でパートの講師が担当する授業が潰れたら、その授業分のお金を払う」と言われているが、女性の働く学校では

「事務局長の権限で支払われません。校長も『大変ですね』で終わりです。本部から指導が入っても同じです」

つまり、学校行事でパートが受け持つ授業がなくなった場合は自動的に休み扱いとなり、その日の給料が発生しないということだ。確かに、付属校との待遇の違いに不公平感がある。校長は「大変ですね」で終わりにするのではなく、何らかの改善策を打つべきではないだろうか。

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