中国Xiaomi(小米科技)は10月29日(現地時間)、北京で開催した新製品発表イベントで、新フラグシップ端末「Xiaomi 15」シリーズを発表した。米Qualcommが10月に発表したばかりのモバイル向け新型SoC「Snapdragon 8 Elite」を搭載する初のデバイスになる。
中国では同日発売だ。上位モデルの「Xiaomi 15 Pro」は5299元から、「Xiaomi 15」は4499元から。日本を含む中国以外での発売計画については不明だ。
搭載OSは「HyperOS 2」。「HyperAI」と呼ばれるAI技術を採用しており、音声認識や字幕機能が強化された。例えばWeb会議のリアルタイム翻訳や多面上のテキストの編集機能などが利用できる。
Xiaomi 15 Proは、わずかに湾曲したディスプレイとアルミニウム製のボディレールを備えた外観が特徴。背面には、3つの大口径レンズを搭載したLeicaブランドの正方形のカメラアレイが配置されている。望遠レンズは、「Xiaomi 14 Ultra」と同じSony IMX858センサーを採用。冷却システムもアップグレードされ、冷却面積が14%増加した。バッテリーは6100mAh。色展開は、グレー、グリーン、ホワイトの3色。光の当たり方で波紋のような効果が現れる「Liquid Silver」エディションもある。
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Xiaomi 15はバッテリー容量(5400mAh)やカメラ構成がProよりやや低スペックだが、Snapdragon 8 Elite搭載。カラバリはホワイト、ブラック、グリーン、パープルのパステルカラー。「Liquid Silver」エディションもある。
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