元横浜大洋ホエールズの高木豊氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。左肩を亜脱臼しながらワールドシリーズ第3戦に出場したロサンゼルス・ドジャース大谷選手を分析した。
■ワールドシリーズ第3戦を振り返る
高木氏は第3戦の初回、先頭打者の大谷選手がフォアボールで出塁し、3番のフリーマン選手が先制の2ランホームランを放ったことに触れ「これで大谷の存在感が出たシーンだった」と解説。
続けて「(先発の)シュミットは、大谷が怪我をしていても不気味なんだろうね。どういう状態かわからないし」と語った。
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■亜脱臼経験者の高木氏
この日試合で、大谷選手がつねに左手でユニフォームの首から胸のあたりをつかんでいたことに高木氏は「首を固定する形で、リードとかランニングをしてるんだよね」と指摘する。
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大谷選手の心情を「振ると多少痛いというね。(大谷選手も)そういうことが残ってるんだろうけども。俺も現役のころ、亜脱臼したことがあって。打球に飛びついたときに、亜脱臼したんだけど。その後試合に出たんだけども、肩の前から腕を上げるのが、すごく痛いと思う」と分析した。
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■まだ怖さがある?
さらに高木氏は「振るということじたいは、そこまでは痛くないと思うんだよ 。ただやっぱり怖さがある」と持論を展開。
サードフライに終わった第3打席に触れ、「ボールにバットが当たる前に手を離しているシーンがあって、凡打にはなったんだけども。 ただあの凡打を見てると、影響はだいぶあるなという。タイミングが狂うと怖いんだよね」とコメントする。
その後も大谷選手の打撃について語り「今日はヒットがなくてもね、存在の貢献は大きいなという感じがする」と解説した。
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■3連勝で世界一に王手
大谷選手が強行出場した第3戦、ドジャースは危なげない試合運びで勝利し、3連勝。ワールドシリーズ制覇まであと1勝となった。
一方ヤンキースは、主砲のアーロン・ジャッジ選手が大不振。投手陣も踏ん張れず、土俵際まで追い込まれた。
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■高木豊が大谷選手の現状を分析
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)