MacやiPhoneの「メモ」アプリで計算できる? - iPhoneユーザーのためのMacのトリセツ

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2024年10月30日 12:11  マイナビニュース

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○A:計算式のほか、変数の定義、換算、さらにiPhoneの「メモ」アプリではグラフの作成もできます



MacとiPhoneの(そして本記事では触れませんがiPadも)OSが9月にアップデートされて、「メモ」アプリで計算ができるようになりました。



本記事では、まずMacの「メモ」アプリの計算機能を紹介し、最後にiPhoneの「メモ」アプリの計算機能を紹介します。

○「メモ」アプリで基本的な計算をする



macOS Sequoiaの「メモ」アプリに計算式を入力すると、計算結果が表示されます。


計算順序を指定するカッコも認識されます。


式に入力ミスがあったり、別の数値で計算したりしたい場合には、数値を変更すると即座に再計算されます。


さらに、式に含まれる数値を連続的に変えて、シミュレーションのように使うこともできます。


○「メモ」アプリで変数を定義して計算する



今度は、ランチの集まりの予算を計算してみましょう。

ランチの料理の値段、参加する人数、個室を使う時間の長さによって費用が変わります。個室の費用は、料理の値段や人数にかかわらず、1時間あたり1,000円です。

まず変数の定義から始めます。


○「メモ」アプリで換算もできる



「メモ」アプリに式を入力して換算をすることもできます。1米ドルはいくらかを換算してみます。


自動で円に換算されましたが、これは設定を変更できます。例えば英国ポンドに換算したいとします。


通貨だけでなく、長さや重さなど、さまざまな単位を同様に入力して、換算することができます。

○iPhoneの「メモ」アプリでも同じように計算できる



ここまではmacOS Sequoiaの「メモ」アプリで紹介してきましたが、iOS 18の「メモ」アプリでも同様に計算できます。


さらに、iOS 18の「メモ」アプリにはグラフを作成する機能もあります。


【今回の余談】

MacとiPhoneというように異なるデバイスで、同じアプリがあって、ほぼ同じ操作で、ほぼ同じ機能が使えるのは、わかりやすくて便利で助かります。このことは、ハードウェア、OS、ソフトウェア、サービスのすべてをAppleが開発していることによる大きなメリットであると考えられます。

それでは次回も、よろしくお願いします。


小山香織 ライター、インタビュアー、翻訳者、トレーナー。Apple 製品やビジネス系アプリケーションなどに関する著書多数。近著に『iPadマスターブック 2024-2025 iPadOS 17対応』(マイナビ出版)。マイナビニュースでは連載「iPhoneユーザーのためのMacのトリセツ」のほか、インタビューや取材記事を執筆。 この著者の記事一覧はこちら(小山香織)

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