BMW 1シリーズは、2004年に初代モデルが誕生したBMWブランドにおけるエントリーモデル。約50:50の理想的な前後重量配分に加えてスポーティで俊敏なハンドリング性能など、優れた環境性能と高い動力性能を両立させた。2011年には第2世代モデルを発売し、スタイリングや装備を改良。2019年には第3世代モデルへと進化。モダンなデザインと運転支援システムの充実が図られた。今回の新型は第4世代の位置付け。
○デザイン
フロント部は、BMWの伝統意匠であるツインサーキュラーのアダプティブLEDヘッドライトを、よりシャープ&スポーティにデザイン。BMW 120とBMW 120 M Sportでは、BMW特有のキドニーグリルに斜めのデザインを取り入れた。
BMW 120とBMW 120 M Sportのパワートレインは、最高出力115kW/5,000rpm、最大トルク240Nm/1,500-4,400rpmの1.5L直列3気筒BMWツインパワーターボガソリンエンジンに、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたもの。システムトータルでの最高出力は125kW、最大トルク280Nmに達する。トランスミッションは7速ダブルクラッチトランスミッションで、BMW 120 M SportにはアダプティブMサスペンションを採用。
BMW M135 xDriveは、BMW Mが開発する本格的なサーキット走行で培われた技術を取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンスモデル。パワートレインは、最高出力221kW/5,750rpm、最大トルク400Nm/2,000-4,500rpmの2.0L直列4気筒BMWツインパワーターボガソリンエンジン。
全長4,370mm、全幅1,800mm、全高1,465mm(BMW 120 M Sportは1,450mm)、ホイールベース2,670mm、車両重量1,460kg、車両総重量1,735kg、排気量1,498cc、直列3気筒ガソリンエンジン、最高出力115kW/5,000 rpm、最大トルク240Nm/1,500-4,400rpm、システムトータル最高出力125kW2、システム・トータル最大トルク280Nm2、WLTCモード燃料消費率16.8km/L