新型「BMW 1」、48Vマイルドハイブリッドシステム搭載やMパフォーマンスモデルも

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2024年10月30日 17:51  マイナビニュース

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ビー・エム・ダブリューは10月30日、プレミアムスモールコンパクトセグメント「BMW 1シリーズ」の新型(全面改良)を発表した。11月1日から全国のBMW正規ディーラーにて販売を開始する。すべて右ハンドル仕様で、納車は2024年11月以降の予定。


○高効率ガソリンエンジンおよび48Vマイルドハイブリッドシステム搭載モデル


BMW 120:478万円

BMW 120 M Sport:498万円



○高効率ガソリンエンジン搭載モデル


BMW M135 xDrive:698万円


BMW 1シリーズは、2004年に初代モデルが誕生したBMWブランドにおけるエントリーモデル。約50:50の理想的な前後重量配分に加えてスポーティで俊敏なハンドリング性能など、優れた環境性能と高い動力性能を両立させた。2011年には第2世代モデルを発売し、スタイリングや装備を改良。2019年には第3世代モデルへと進化。モダンなデザインと運転支援システムの充実が図られた。今回の新型は第4世代の位置付け。


○デザイン



フロント部は、BMWの伝統意匠であるツインサーキュラーのアダプティブLEDヘッドライトを、よりシャープ&スポーティにデザイン。BMW 120とBMW 120 M Sportでは、BMW特有のキドニーグリルに斜めのデザインを取り入れた。



リア部は、ワイドで力強さを強調する水平方向のキャラクターラインに、立体的で力強いイメージのLEDリアコンビネーションライトが印象的。リアゲートのモデルバッチは「1」を大きくしてBMW 1シリーズであることを強調している。

○インテリア



インテリアは、メーターパネルとコントロールディスプレイを一体化したBMWカーブドディスプレイを装備。運転席側に傾けることで視認性を高めている。センターコンソールにQi対応機器を配置して利便性を高めつつ、シフトレバーを廃止してセンターアームレストに操作系をすべて納めてモダンな印象とした。

後部部座席は大人3名が座れる空間を確保。40:20:40の分割可倒シートの採用によって、必要に応じてラゲッジスペースを大きく取れる。BMW M135i xDriveの場合、大人3名乗車時で380リットル、リアシートをすべて前方に倒せば最大1,200リットルを確保できる。



ソフト面では、BMWカーブドディスプレイからのタッチ操作/音声コントロールが可能なBMWオペレーティングシステム9を搭載。ホーム画面は、運転席側に機能アイコンを縦に並べるように再設計し、サブメニューに切り替えることなく機能に直接アクセスできる(QuickSelect機能)。メニュー構造も改良して操作性を向上。アプリの追加インストールにも対応している。


○パワートレイン



BMW 120とBMW 120 M Sportのパワートレインは、最高出力115kW/5,000rpm、最大トルク240Nm/1,500-4,400rpmの1.5L直列3気筒BMWツインパワーターボガソリンエンジンに、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたもの。システムトータルでの最高出力は125kW、最大トルク280Nmに達する。トランスミッションは7速ダブルクラッチトランスミッションで、BMW 120 M SportにはアダプティブMサスペンションを採用。



BMW M135 xDriveは、BMW Mが開発する本格的なサーキット走行で培われた技術を取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンスモデル。パワートレインは、最高出力221kW/5,750rpm、最大トルク400Nm/2,000-4,500rpmの2.0L直列4気筒BMWツインパワーターボガソリンエンジン。



トランスミッションは、左のパドルシフトを1秒間引くことですべてのパワートレインとシャシーシステムをスポーティな設定に切り替える「Mスポーツブースト機能付き7速ダブルクラッチトランスミッション」だ。4輪駆動システムxDriveを採用し、「機械式リミテッドスリップデファレンシャル」や「アダプティブMサスペンション」などを組み合わせることでダイナミックな走りが楽しめるとしている。

○ドライビングアシスト / 先進安全機能



ドライビングアシスト機能のうち、ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能はBMW M135 xDriveのみ標準装備(ほかはオプション)。この機能は、高速道路での渋滞時にドライバーの運転負荷を軽減し、一定の条件を満たせばステアリングから手を離しての走行を可能とするもの。



共通の先進安全機能装備は、アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーンチェンジウォーニング(車線変更警告システム)、レーンディパーチャーウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロストラフィックウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能、直前に前進したルートを最大50mまで記憶し同じルートをバックで正確に戻れるパーキングアシスタントなど。



ほかにも、内蔵の車載通信モジュールでネットワーク接続して利便性を高めるBMWコネクテッドドライブ、スマートフォンなどと連携して車両に近づくだけでロック解除/施錠、エンジンの始動が可能なBMWデジタルキープラス、AI技術を活用し音声会話だけで車両を操作できるBMWインテリジェントパーソナルアシスタントを搭載。Amazonが提供するクラウドベースの音声サービス「Alexa」との連携にも対応する。

○車両諸元


BMW 120

全長4,370mm、全幅1,800mm、全高1,465mm(BMW 120 M Sportは1,450mm)、ホイールベース2,670mm、車両重量1,460kg、車両総重量1,735kg、排気量1,498cc、直列3気筒ガソリンエンジン、最高出力115kW/5,000 rpm、最大トルク240Nm/1,500-4,400rpm、システムトータル最高出力125kW2、システム・トータル最大トルク280Nm2、WLTCモード燃料消費率16.8km/L

BMW M135 xDrive

全長4,370mm、全幅1,800mm、全高1,450mm、ホイールベース2,670mm、車両重量1,570kg、車両総重量1,845kg、排気量1,998cc、直列4気筒ガソリンエンジン、最高出力221kW/5,750rpm、最大トルク400Nm/2,000-4,500rpm、WLTCモード燃料消費率12.5km/L(リアクション)

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