【写真】影まで格好いい! 約2メートルの“ミュウツー”など展示作品一覧
■心揺さぶる作品の数々を展示
今回開催される「ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー」は、ポケモンをモチーフにした工芸をはじめ、コラボカフェやスタンプラリーなどが楽しめる期間限定のイベント。
本展は2023年3月から6月まで石川にある国立工芸館にて開催され、工芸の多種多様な素材と技法でポケモンに挑み、ひらめきともだえと愉しみの中から生まれた約70点の作品を公開。その後、アメリカや日本各地での巡回を経て、2024年11月よりついに東京会場として麻布台ヒルズ ギャラリーにて開催される。
会場では約80点の展示作品を鑑賞可能。例えば吉田泰一郎による日本の伝統技法「彫金」を駆使した、イーブイとその三つの進化形であるブースター、サンダース、シャワーズの計4体は、その質感に注目だ。イーブイはやや丸みのある毛質を感じられるのに対し、ブースターは炎が燃え立つように、サンダースは雷で逆立つように、シャワーズはうろこのようなしっとりとした質感が見て取れる。いずれもポケモンを実際に目の前で見て、その存在感を芸術品に落とし込んだからのようなクオリティーの高さで、しばらくその場から動けなくなるほど見入ってしまった。
また、麻布台ヒルズ ギャラリーでは、この会場が初公開となる新作を展示。度肝を抜かれたのは、全長約2メートルにも及ぶ吉田泰一郎の《ミュウツー》だ。イーブイたちの展示を抜けた右側の壁にいるのだが、筆者は最初気付かず通り過ぎてしまいそうに。しかし、どこか圧のようなものを感じて振り返ると、このミュウツーが展示されていたのだ。細かい金属のパーツで構成されたボディに、ガラスのような大きな瞳、そして後ろの壁に映る影まで総じて格好いい…。頭の先から足の先までじっくり鑑賞を楽しんだ。
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展示品の数々はポケモンが実在する世界で、ポケモンを芸術品として表現したかのようなリアリティーあふれるものばかり。じっくり見れば見るほど「ポケモンってこの世界にいるよね」と思わされる、説得力にあふれている。