英Nothing Technologyとコミュニティメンバーの想像力を具現化したら、電力を使わずに暗闇で光るスマートフォンが誕生――Nothingはスマートフォン「Nothing Phone (2a)」をベースにしたNothing初の共創モデル「Phone (2a) Community Edition」を発表した。
日本での販売価格は5万5800円(税込み)。Nothingは全世界で1000台限定販売を行うとしており、10月30日からnothing.techで購入登録を受け付け、11月12日に販売を開始する。11月下旬にはポップアップストアでも販売を行う予定だ。
Phone (2a) Community EditionはNothingがThe Community Edition プロジェクトの最終結果として発表した製品で、Nothingとファンの共創で実現したのが大きなポイント。ハードウェア、壁紙、パッケージ、マーケティングの各ステージで選ばれた人が、Nothingのチームと直接一緒に作業をしながら、コミュニティメンバーの想像力を形にした。
緑色のリン光性発光素材を使用したPhone (2a) Community Editionは、背面のパーツの一部が暗い場所で光る。Phone (2a) の背面のLEDとは異なるパーツがまるで蛍のように暗闇を照らす。Nothingとコミュニティの結びつきを、ケーブル、パイプ、マイクロチップ、パーツで表現した壁紙も特徴の1つだ。
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暗闇の中で光るデバイスを立体的に表現したパッケージは、質感とディテールの美しさに重点をおきながら、蛍光の要素をエレガントに組み込んだもの。
今回の企画は自らのアイデアが製品化される内容だ。世界47カ国から900件を超える応募が寄せられた。究極のPhone (2a)を作るために、集まったデザインは900以上。約6カ月間にハードウェア、壁紙、パッケージのデザインに加え、マーケティングをへて完成したという。
なお、日本市場向けのCommunity EditionはPhone (2a)、日本以外の市場向けモデルはPhone (2a) Plusがベースとなっている。購入には事前登録が必須だ。
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