「ゾワゾワした」 “築年数不詳”の100万円古民家を内見→“衝撃的な内装”に仰天 「全てにおいてすごい」

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2024年10月31日 07:33  ねとらぼ

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築年数不詳の物件

 築年数が不明の古民家を紹介する動画がYouTubeに投稿され、記事執筆時点で約2万9000回以上再生されています。


【画像】100万円物件の「衝撃的な内装」


●築年数不詳の物件とは


 動画を投稿したのは、狭小・激狭、変わった間取りなどちょっと変わった不動産を紹介しているチャンネル「クセが強い不動産研究所」。以前にも東海地方屈指のリゾートマンションを紹介した動画が話題になりました。


 今回注目を集めたのは愛知県にある築年数不詳の平屋を紹介する動画です。投稿者さんが過去1、2を争うというほど古い物件とはどのような家なのでしょうか。


 緑の多いのどかな道を歩いて行くと現れたのは見るからに年季の入った民家です。草が生い茂った64坪の土地には木造の平屋と小さな離れがあります。どちらも長い間手入れをされていないようで古さが際立ちます。


 玄関から家の中に入ると広い土間があり、灯油が入っていたと思われるポリタンクも。古い靴箱の上には鮭をくわえた木彫りの熊や招き猫が置いてあり昭和の雰囲気が漂っています。


 土間の右手には古い和室のような部屋がありました。薄暗い和室の床には、十字を4つ並べた花のような模様が描かれています。部屋の奥には古いテーブルやテーブルと同じぐらいの高さの銀色の収納のような物もあり、壁にはポスターや雑誌の切り抜きのようなものも貼られていました。


●当時の仕様のままで劣化している家の中


 投稿者さんが「おそらく一度もリフォームをしていない」と感じるほど、昔からの造りのままになっている家の中は劣化具合も相当なものです。メインの居室には残留物が大量に残されており、投稿者さんが初めて見る形状だという格子状の網戸は木が折れています。ふすまも古くところどころ破れて傷んでいることから解体作業にも費用がかさみそうです。


 また引き戸には仕事で使っていたと思われるメモ書きが貼られたままになっており、「70(0才)−ウグイス」「Mームラサキ」など、サイズと色がセットで書かれていました。投稿者さんが「分かる方いたら教えてください」と呼びかけたところ、コメント欄には「サイズ表みたいなのは、ミシン踏んでた人がいたのかもね」という声も届いていました。


 次に見つけたのは古くて開かなくなってしまった箪笥です。一番上には模様の入った引き戸が付いており、下には取っ手が付いた引き出しもありました。箪笥の向かい側には収納スペースもあり、こちらは大きな物を入れておくこともできそうです。


 またメインの居室の隣にはたくさんの荷物が残された和室もありました。こちらには大きな仏壇スペースもあり、この部屋が仏間だったことがうかがえます。


●靴を履いて立つ台所


 続いて台所です。玄関の土間と繋がっている台所は靴を履かないと行けなそうです。昔の住人は台所用のサンダルなどを履いて料理をしていたのでしょうね。近くにはボロボロの食器棚も置かれていました。


●家の外にある離れにはお風呂とトイレが


 家の外に出てみると小さな離れが。こちらも年季が入った建物です。手を洗う場所のようなコンクリートの水場もあり、上からは電球がむき出しのまま吊るされています。


 奥には緑の壁のスペースがあり、そこには木でできたお風呂がありました。これまで見てきた中ではお風呂が一番新しいようにも見えます。木のお風呂の隣にはすのこが置いてあり、壁にはタオルがかかった手すりもついていて生活感を感じます。脱衣所も用意されていて脱いだ服を置く棚もありました。


 お風呂のある部屋から外に出ると、すぐ横には男性用トイレがありました。こちらは半分のドアが付いており、上半分は外から丸見えという状態です。さらに隣のスペースにはかろうじて洋式の便座が置いてあり、緑のスリッパや掃除道具もありました。資料によると汲み取り式ということで、水洗ではないそうです。こちらには見えないようにドアが付いていましたが、夜に家の中から外に出てお風呂やトイレに行くのは大人でも怖い気がします。


 この物件の土地面積は212.23平米で、価格は100万円とのことです。


●時が止まったような物件に驚きの声


 この物件にコメント欄では「全てにおいてすごい」「今回も沢山ゾワゾワしました」などの感想が聞かれ、「明治くらいの建物なのかなあ。玄関とかおそらく農家だったんだろうけど。台所は釜戸とかだったのを床を造らず流し台を無理矢理置いた感じ」「こんな状態だけど、わりと最近まで生活していた雰囲気も……」「ここで何人もの人が泣いたり笑ったり食事したりしていたのですよね」「両祖母の家に似ていて懐かしさに涙目で観てましたw 祖母の家は昭和初期築でした」「岐阜の本家と間取りがそっくりで、懐かしく拝見しました」と古い家屋に思いを馳せる人もいました。


 一方、「まさかの五右衛門風呂ですかこれ」「家の中にトイレや風呂が有る仕様になったのは、自分の田舎も昭和半ばかも……。子供の頃田舎で夜のトイレや風呂は怖かった思い出」「トイレが外、離れ。母の子どもの頃がそのような時代だったよう……。70年以上は前ですね。風呂なしも当たり前でしたしね……」と離れにあるトイレやお風呂に反応する人からの声が届いています。


動画提供:クセが強い不動産研究所



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