30代でFIREを達成した経営者が実践している「成功するために意識している“7つの習慣”」

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2024年10月31日 09:21  日刊SPA!

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写真はイメージ(以下同)
 皆さん、こんにちは。メンタルトレーナーの三凛さとしです。私は20代で借金と挫折を経験し、その中でメンタルトレーニングの重要性に気づきました。その後、ビジネスに成功し、30代で一度FIREを達成。その体験などをもとに「人生を好転させるヒント」をSNSで発信しています。
 日刊SPA!では「ストレスなく生きていくための方法」をお伝えできればと思っております。

◆成功するために意識している「7つの習慣」とは

 些細な日常習慣がパフォーマンスを下げたり、数年後の人生を大きく左右したりすることは、往々にしてあることです。そこで今回は、私が日々のパフォーマンスを最大限に上げ、なおかつ成功するために意識している7つの習慣を紹介していきます。

 まず、一つ目の習慣は「寝すぎないこと」です。個人差はありますが、長時間寝すぎる“過眠”はうつ病リスクを引き起こすことがあると言われています。

 うつ病気味のクライアントさんがいらっしゃる際、私はよく一日のタイムスケジュールを見せてもらいます。みなさんに共通するのが、寝すぎているという点です。以前、毎日10時間寝ている方に「6時間睡眠にしてみてください」とアドバイスをしたら、たった2か月でメンタルが回復したという事例もありました。

 なお、私の場合、1日の睡眠時間は4〜5時間ほどです。日々ストレスがなく、毎朝「早く起きたい。寝ている時間がもったいない」と思える生活を送っているので、全然無理をしていません。もちろん個人差はありますが、「最近メンタルの調子が悪いな」と思う人は、ぜひ一度睡眠時間を見直してみてほしいと思います。

◆毎朝20分間、運動習慣を持つ

 私は毎朝20分間の有酸素運動と筋トレを習慣にしています。運動は単に体を鍛えるだけではなく、脳のパフォーマンスも上げてくれます。

 運動することで、テストステロンとかドーパミン、ノルアドレナリンなど、いわゆる「幸せホルモン」が分泌されるのです。そして気分が前向きになり、脳の血流がアップして、集中力もぐっと上がります。そのため、仕事の効率も上がるなど、とにかく良いことづくめです。

◆食事は8時間のうちに済ませる

 食事は単なるエネルギー補給ではなく、心と体のバランスを保つための大切な要素なので、かなりこだわりを持っています。まず、ひとつには、現在巷でも人気の「8時間ダイエット」を取り入れていて、食べる時間帯は8時間以内に抑えています。

 また、朝食や昼食はほとんど食べず、夕食が中心です。その理由は、食事を摂ると、その後どうしても眠くなってしまってパフォーマンスが下がってしまうから。たまにお昼ご飯が食べて眠たくなったときは、1日3回まで15分だけパワーナップ(昼間の仮眠)を取るようにしています。

◆豪華な料理はほとんど食べない

 経営者をしていると、外食続きの日々なんじゃないかと思われがちですが、私の場合は、外食はできるだけ控えています。また、外食する場合は、身体によいものを食べることを意識しているので、ミシュラン店や高級店よりも、オーガニックレストランを選びます。だから、脂っこいものや味の濃いものはほとんど食べません。

 ちなみに、人が脂っこいものや味の濃い食べ物を欲する時は、だいたいストレスが原因です。「なんだか身体に悪そうなものが食べたい!」と思ったときは、ご自身のストレス環境を見直してみてほしいと思います。

◆仕事は「ポモドーロ・テクニック」を使って、30分単位で進める

 みなさんは、ポモドーロ・テクニックをご存じでしょうか? これは、25分間集中し、その後、5分間休むというリズムで仕事をする時間管理術です。

 仕事が山積みでどこから手をつけたらいいか迷うとき、このタイマーを使うと「とりあえず25分集中してやってみよう」という気持ちになれます。

 25分間集中して、作業が終わったら、必ず5分間休憩します。この休憩は、気持ちをリセットするうえで、とても重要です。最近は、このタイマー機能が標準で入っているパソコンもありますし、スマホのアプリなどもたくさんあるので、「ここ一番で集中力を高めたい!」というときは手軽に取り入れてみてください。

◆神棚に毎朝お参りをする

 毎朝、神棚にお参りするのが、私の日課です。まず、お水を変えて、手を合わせて拍手を打つ。これだけの作業ですが、心が整う感じがします。スピリチュアル的な要素というよりは、言ってみれば「マインドフルネス」の一種なのかなと思います。

 神棚に向かって手を合わせることで、その瞬間だけでも心が「今ここ」に集中して、頭の中がクリアになる。そして、毎朝同じことを繰り返すことで、頭がリセットされ、自分自身を見つめ直す時間になるのです。

 余談ですが、経営者の方は神棚を大事にされている方が、実は非常に多いです。おそらくですが、成功している経営者の方は細部までとことん考え、万策をとる方が大半だと思います。そして「自分にやれることは全部やろう」という精神があるからこそ、その一環として神棚を大事にしている方が多いのでしょう。

◆ビジネス以外で熱中できる世界を持つ

 いま、私は海の近くに住んでいることもあって、毎日マリンスポーツをやっています。海の中に入るたびに、誰かと競わず、ただ自分が心地よいと思える時間をひたすら過ごす大切さを痛感します。

 ビジネスの世界は、どうしても数字に追われ、結果を求められがちです。その結果、どこかで自分が「面白みのない人間」になってしまう。でも、ビジネス以外の熱中できる世界を持ち、「数字じゃない楽しみ」を味わうことが、人としてもビジネスパーソンとしても、人生を楽しむコツなのかなと思っています。

 以上が、私が日々意識している「成功するための7つの習慣」です。ひとつひとつ、自分のパフォーマンスを最大限するために始めたことで、今は完全に習慣化しました。この中の1つでも取り入れることで、日々の生活が好転するかもしれません。ぜひ、少しずつ試してみてほしいです。

文/三凛さとし

【三凛さとし】
富とお金のメンタルトレーナー。ニューヨーク州立大学卒業後、借金苦と人生の挫折からメンタルトレーニングの重要性を学び、不動産ビジネスで成功。その成功体験をもとに、人生を好転させるヒントをSNSで発信。YouTube、X、Instagramなどで合計45万人以上のフォロワーを獲得し、初書籍「親子の法則」の発行部数は6万部を記録。自身が開発したコーチングプログラムは約10年でのべ20万人以上が参加。

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