日本商工会議所(東京都千代田区)は、飲食店検索サイトを運営するぐるなび(東京都千代田区)と連携し、11月1〜30日に東京23区内、名古屋市、大阪市、西宮市の飲食店94店舗で「おいしさつながる!日本のグルメフェア」を開催する。全国26の商工会議所を通じて集まった38事業者の66商材の中から、各店舗が食材を選んでメニューを開発し、提供する。
一例として、カジュアルバル「MITAN」(東京都千代田区)は、「凍眠冷凍伊勢まだい 生ハム(フィーレ)」(三重県・TA西村)と「米粉の笑笑(クスクス)」(福岡県・米貴)、「京好み 八丁赤だし」(愛知県・中利)を使用した「伊勢真鯛のポワレ、白ワインと八丁赤だしのソース」(1800円)を、日本料理店「磯料理 まるけい」(名古屋市)は、「鯛ペースト」(愛媛県・こもねっと)と「山菜佃煮・実山椒」(滋賀県・伊吹食品)を使用した「出汁でいただく鯛がんも」(980円)など、各店舗が食材の魅力を最大限に引き出したメニューを提供する。
事業者側からは「普段やりとりをしていないジャンルの飲食店で取り扱ってもらうことになり、どのような料理になるのか楽しみ」、飲食店側からは「自分だけの仕入れでは出会えなかった良い食材に出会えた。ぜひ継続的な取引を検討したい」など双方から期待の声が上がっているという。
同フェアに参加した食材は2025年2月12〜14日に開催するグルメショーに出展する予定。
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