プロバスケットボールBリーグ3部(B3)新潟アルビレックスBBの元日本代表、SG川村卓也(38)が復活の1本を狙う。
現在2連敗中で10位の新潟は1、2日の第6節、8位のアースフレンズ東京Zとアウェーの浦和駒場体育館で対戦する。川村は前節香川戦の2戦目(10月27日)、レイアップで2点。西宮(現B2神戸)時代の22年5月8日のB2プレーオフ熊本戦で3点シュートを決めて以来、903日ぶりのフィールドゴール(フリースローを除く)成功になった。今度は約2年半ぶりに3点シュートを決めに行く。
「早く楽になりたい。(3点シュートは)武器なのでね」と苦笑い。23年6月にB1時代の新潟を退団した後、昨季は所属がなかった。今季はブランクと戦いながらのシーズン。東京Zの1戦目の1日に3点シュートを決めれば実に908日ぶりになる。
10月27日の香川戦では4本放って成功は0。「決めなきゃと、気持ちがフワフワしていた」と反省した。もっとも、鵜沢潤監督(42)は「彼が3点シュートを打つことが相手の脅威」。B1三河在籍時の20−21年に成功率45・3%を誇った持ち味を発揮すれば、チーム浮上の力になる。「役目は点を取ること」(川村)と、東京Z戦でチームと自身を上昇ムードに乗せる。【斎藤慎一郎】
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