<卓球Tリーグ男子:静岡ジェード2−3東京>◇2日◇第9戦◇三島市民文化会館
卓球Tリーグ男子の静岡ジェードが今季初の3連敗を喫した。初開催の三島市ホーム戦は、延長の末に2−3で東京に逆転負け。最下位6位に沈む監督兼選手の森薗政崇(29)は「選手の気持ちは入っていたが、勝ち切れなかった。失うものはないので、次戦も向かっていく姿勢を大事にしていきたい」と前を向いた。
首位争いをしている相手に意地は見せた。ダブルス第1試合では、森薗とともに昨季リーグのベストペア賞を獲得した龍崎東寅(とんいん、25)が、気迫あるプレーで勝負強さを発揮。第1、第2ゲームともに終盤9−9から2点を挙げ、接戦を制した。「まだまだ調整不足。今日は60点ぐらい」と不満げも、チームに一時、勢いはもたらした。
第3試合シングルスでは森薗が白星を挙げて2−1としたが、第4試合で松下大星(28)が屈して2−2に。一発勝負のビクトリーマッチ(延長)に突入し、浜田一輝(21)が最後まで粘りを見せるも9−11で敗れた。3試合ぶりの勝利にあと1歩、届かなかった。
今日3日は同会場に、勝ち点2差で追う5位彩たま(午後1時開始)を迎え撃つ。龍崎は「気持ちを切り替えて、全力でぶつかっていくだけ」と最下位脱出を誓っていた。【山口昌久】
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