前髪の一部だけ白髪の女性、同じ遺伝子を持つ娘の誕生に大興奮「私の双子なの!」(米)

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2024年11月05日 21:01  Techinsight Japan

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Techinsight Japan

前髪の一部が白い状態で誕生した女の子。色素生成細胞(メラノサイト)の欠乏によって起こる“まだら症”だという(『Elma Godwin Facebook「Baby Ani is here!!!! Who says you can’t give birth to your own twin??!!」』より)
アメリカ在住の“まだら症(限局性白皮症)”の女性が今年9月、同じ遺伝子を持つ娘を出産し、SNSで2人並んだ写真を投稿した。親子には「黒髪なのに前髪の一部だけが白い」という珍しい共通点があり、女性は自分とそっくりな娘のことを「私の双子なの!」と紹介して注目を集めた。アメリカの育児情報サイト『CafeMom.com』などでも取り上げられた。

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9月13日、米カリフォルニア州ノースリッジに住むエルマ・ゴッドウィンさん(Elma Godwin)は待望の次女を出産し、2児の母になった。

5日後の18日、エルマさんは生まれたばかりの娘を胸に抱いて嬉しそうにしている写真をInstagramに投稿し、次のような言葉を添えた。

「私の双子を出産したの! 2024年9月13日に、アニノリツァ・ブリジット=カイメリヤ・ルダート(Aninoritse Bridget-Chimereya Ludart、以下アニちゃん)が生まれたのよ。私たち夫婦は喜びで満ちあふれ、神様に感謝しているわ。」

すると人々は、2人の白い前髪や温かい笑顔に注目し、以下のような祝福のコメントが集まった。

「この子は白髪があるのね! きっと幸運のお守りになるわね。おめでとう!」
「本当にそっくり。DNAテストは必要ないわね。神様は素晴らしいわ!」
「“双子”の誕生おめでとう。」
「ママの愛が詰まった1枚ね。」
「この子のニッコリ笑った顔を見てちょうだい! きっと生まれてきたことが嬉しくて仕方ないのね。」
「ママに抱かれて嬉しそう!」
「なんて美しい子なのかしら。」


親子の白い前髪は、実は遺伝による色素異常の“まだら症(限局性白皮症)”と呼ばれるもので、色素生成細胞(メラノサイト)が欠乏することが原因で発生するとされている。おでこから前髪にかけて白髪が見られることや腹部などの白斑が特徴で、両親のうち一方に遺伝子変異があれば発症する「常染色体優性遺伝」の珍しい先天性疾患である。そのため、子供が発症する確率は1回の妊娠で50%となっており、エルマさんの長女で、10月に2歳を迎えたアリちゃん(Ari)には同じような白髪はない。


なおエルマさんは後に、アニちゃんが誕生した時の動画をSNSに投稿し、出生時の体重は3090グラム、身長は49.5センチの健康体であったことを明らかにした。そして「まさか自分の双子を産むことになるなんて!」と、喜びと驚きの気持ちを改めて綴っていた。

ちなみに2021年には、まだら症の遺伝子を持つアルゼンチンの家族が話題になった。39歳の男性の家族は半数がまだら症で、この稀な遺伝子は6世代にわたって受け継がれていた。

画像は『Elma Godwin Facebook「Baby Ani is here!!!! Who says you can’t give birth to your own twin??!!」』『Elma Godwin Instagram「I gave birth to my twin!!!」「Someone told me while I was pregnant, to expect that my daughter will say “Dada” first.」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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