南葛SC(関東1部)は6日、MF関口訓充が退団することを発表した。
1985年12月26日生まれの関口は現在38歳。2004年に帝京高校からベガルタ仙台に入団したサイドアタッカーは、プロキャリアの大半を“杜の都”で過ごすことに。特に、2009シーズンは公式戦10アシストを記録する大活躍を見せ、J2リーグ優勝と天皇杯4強入りの立役者となった。2012年末に同クラブを離れたものの、浦和レッズとセレッソ大阪を経て、2018年に復帰。2021年末に2度目の退団となるまで、計13年間在籍し、クラブ公式戦通算413試合に出場した。また、2010年には日本代表デビューも飾っており、通算3キャップを保持している。
2022年からプレーする南葛SCでは、公式戦通算56試合に出場した関口。今シーズン限りでの退団に伴い、同選手はクラブ公式サイトにてコメントを残している。
「3年間ありがとうございました! Jリーグを離れ、社会人リーグの南葛SCに来た時の目標として、Jリーグまで昇格させてJリーガーとして引退をしたい! この個人目標は3年間変わらず持ち続けていましたが、目標を成し遂げられずチームを離れることになり非常に悔しい気持ちでいっぱいです」
「南葛にきてたくさんの出会いにも感謝しています! 1つ目の出会いは選手です! 社会人で働きながらでもサッカーを続けてる姿を見て、本当にサッカーが好きなんだなと、Jリーグにいた時には感じなかった感情がありました。子供の時の純粋に大好きなサッカーをやっていた気持ちを思い出させてもらえました。みんなと出会えて本当に楽しかったです!」
「2つ目はたくさんの個人パートナー様との出会いです! 本当にたくさんの企業様や個人の方から支えていただき、とても感謝しています!! そして今後ともよろしくお願いします。3つ目は南葛で出会ったファン・サポーター、そして下町の皆様です! とっても濃密な3年間を送らせていただきました。本当にありがとうございました! とっても楽しかった3年間でした。チーム目標も達成できず道なかばで去りますが、少しでもこんな選手もいたなって覚えていてくれたらうれしいです! またどこかでお会いしましょう。またね!」