家計簿アプリ「Zaim」を運営するくふうカンパニー(東京都港区)は、Zaimに登録されたレシートデータから、2024年夏の買い物行動について調査を実施し、暑さ対策グッズの購入層の変化について分析した。その結果、「日傘」「ハンディファン」において、2023年と比較して顕著な購入増がみられることが分かった。
日傘の購入については、日差しが気になり始める4月から2023年を大きく上回り、8月までいずれの月においても上回る結果となった。購入のピークである7月では前年同月比約1.2倍となった。
日傘の購入者を男女別に見てみると、女性は前年同月比1.2倍に対し男性は1.7倍となっており、男性の日傘購入に特に増加がみられた。
持ち歩ける小型扇風機「ハンディファン」の購入増も顕著となっている。6月では前年同月比約1.7倍、購入ピークとなった7月には同約1.5倍となった。
|
|
ハンディファンの購入は、中高年世代を含む全年代で伸びていることが分かり、夏の定番アイテムとして浸透している様子がうかがえる。同社は、ドラッグストアやホームセンターなど、ハンディファンを取り扱う店舗も増え、中高年世代においても手に取りやすい売り場が増加していることも購入層の広がりの要因であると推測している。
インターネットによる調査で、対象はZaimユーザー3352人。調査期間は10月18〜21日。
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 ITmedia Inc. All rights reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。