リヴァプールが将来的な左サイドバック(SB)の補強を検討しているようだ。5日、『ミラー』や『デイリーメール』など複数のイギリスメディアが伝えている。
リヴァプールでは2017年夏に加入したスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが長らく左SBの主力を務めているものの、3月に30歳となった同選手はパフォーマンスの低下も囁かれており、ギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスが先発起用されることもしばしば。報道によると、クラブは将来を見据えた補強戦略を策定しており、ロバートソンの“後継者”確保も本格的に検討されているようだ。
『ミラー』がリストの上位と報じたのが、ライプツィヒに所属するドイツ代表DFダヴィド・ラウム。高い攻撃性能を誇る26歳は2022年夏に加入したライプツィヒで左SB、左ウイングバック(WB)の主力を担い、ここまで公式戦通算89試合の出場で3ゴール16アシストをマークしている。また、ウルヴァーハンプトン(ウルブス)の左サイドで存在感を放ち、マンチェスター・シティらメガクラブからの関心も噂されているアルジェリア代表DFラヤン・アイト・ヌーリも獲得候補に含まれているようだ。
また、フルアム所属のアメリカ代表DFアントニー・ロビンソン、イプスウィッチ所属のイングランド人DFリーフ・デイヴィスの2名についても、リヴァプールは動向を注視しているという。ラウム、A・ロビンソン、L・デイヴィスの3名は、実際にスカウトの視察対象になっているとも報じられている。今後の活躍次第では、リヴァプールが実際に獲得に乗り出す可能性もあるだろう。
なお、リヴァプールを巡っては右SBの主力を担うイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドとの契約が今シーズン限りとなっており、こちらの去就にも注目が集まっている。