千葉県在住の40代男性・Sさんはその日、ベビーカーを押しながら家路を急いでいた。
すると、そばの道路を走っていた車が停車して、中から出てきた中年女性が......。
<Sさんの体験談>
15年ほど前、妻と1歳の息子と外出中に、突然雨が降りだしました。
雨宿りできればよかったのですが、その日は用事があって急いで自宅に帰らなくてはならず、ベビーカーを押しながら妻と二人で早足で帰っていると、横の道路に1台の車が停車。
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50代くらいの女性が車の中から出てきて、道を渡って私たちの元へやって来ました。
わざわざ雨の中道路を渡ってきたその人は...
「これ使って!返さなくていいからね」
彼女はそう言って傘を渡してくれました。
わざわざ車を一旦停めて、雨の中道を横断してきてくれて、しかも下さったのはビニール傘ではなく、立派な傘でした。
車から女性が降りてきて...(画像はイメージ)
傘がなかったら肌寒い季節で雨に濡れ、2歳の息子も風邪を引いていたかもしれません。
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急な事できちんとお礼が言えませんでした。
改めて「あの時は本当にありがとうございました」とお伝えしたいです。
今後、自分と同じ立場の方がいたら同じことをしたいと思います。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、ありませんか?
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている――。そんな人も、読者の中にいるかもしれない。
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Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度〜)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談内の場所や固有名詞等の情報を、プライバシー配慮などのために変更している場合があります。あらかじめご了承ください)