44歳・年収750万円「積立投資を始めて半年ほどは含み損があったが……」と語る会社員男性の2年間の積立投資の結果は？

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

44歳・年収750万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は？

今回は愛知県に住む44歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、妻（39歳）

金融資産

世帯年収：本人750万円、配偶者50万円
世帯金融資産：現預金400万円、リスク資産108万円

リスク資産の内訳

・投資信託：108万円

積立投資実績

（※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載）
・eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）／NISA：2022年から

2022年からeMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）に積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額は「月3万3333円」からスタートし、現在は「月5万円」で積み立てしているとのこと。

運用実績については「元本約85万円→運用益込約108万円」と、積み重ねが着実に利益を生み出している様子（※数字は2024年夏場以前のもの）。

「開始して半年ぐらいは若干の含み損があったが、それ以降は堅調に推移し、含み益が20％になりました」と説明されています。

44歳・年収750万円会社員男性の思う積立投資のメリットは？

積立投資を始めてよかった点として、「投資前は将来に備えた貯蓄というものを考えてはいたが、具体的な行動に移すことができなかった。NISAを始めることで、不完全ながら将来のお金を用意することができたと感じる」とコメント。

前述のように「積立投資を始めて半年ほどは含み損があったが、長期で投資をすれば、必ずプラスになると信じていたので、やめたいと思ったことや苦しいと思ったことはない」と言います。

積立投資は「長期では上昇する可能性が高い」と感じているという投稿者。

これから積立投資を始める人へのアドバイスとして「投資にリスクはつきものですが、過去のデータから長期では上昇する可能性が高いので信じて投資しましょう」とのことでした。

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(文:あるじゃん 編集部)