11月17日(日)に京都競馬場、芝1600mで行われるマイルチャンピオンシップ。2022年は4着、2023年は2着で過去2年連続でこのレースに出走しているソウルラッシュ(栗東・池江泰寿厩舎)が今年も参戦予定。今朝7日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCWへ団野大成騎手が騎乗して入場。ウェルカムニュースを追走する形だったが、向正面でのラップはそれなりに速い。そんな中でももたつくようなところはなく、しっかりと前との差を確保しながら、3コーナーから4コーナーを抜けていく。
最後の直線に向くと外からウェルカムニュースに並びかけに行くが、その姿勢が非常に安定している。ラスト1F標識手前で軽く仕掛けると相手を突き放し、大きく先着。併せ馬では常に先着する、追い切りで動くタイプではあるが、それを分かっていても唸るようなゴール前の動きだった。
時計は6F81.4〜5F65.9〜4F51.4〜3F36.5〜2F22.3〜1F10.8秒。2022年と同じローテーションになるが、前走が変則日程での調整だった分、最終追い切りの時計が遅かったので、マイルCSに向けての余裕は今回の方があったはず。そのあたりが週末の坂路追い切りの時計にも表れており、あとは最終追い切りでどんな調整を見せてくるかだろう。
(取材・文:井内利彰)