いうなればお化粧も“加工”の一種。カメラも機能が向上し続けているから、総じて加工はどんどん“深く美しく”なる。スマホやデジタルカメラなどの機器を使った女性たちの自撮りや加工についてのアンケート調査(ナリス化粧品・大阪市)によると、加工を施している女性は約4割だった。
全国の15〜64歳の女性2087人に10月17日〜10月25日にインターネットで聞いた結果。そもそも自撮りをするという女性が約4割。やはり若い世代に多く、20代前半の64.7%をピークに年齢が上がるほど自撮りする人の割合は減っていく。60代前半では撮る人が13.1%で撮らない人が86.9%になる。
自撮りをすると答えた1447人のうち、写真補正などの加工をする人は37.9%。最も多い加工は「美肌効果」、続いて「肌のトーン」と肌に関する加工が上位だ。加工をすること自体が好きか否かをたずねた質問では、10代の58.9%が好きと回答。これも20代前半をピークに年齢が上がるにつれて好きな人の割合が減少し、35歳を境に「好き」な人よりも「好きではない」人の方が多くなる。補正のレベルについては、「他人には気づかれない程度にゆるやかな補正をする」人が58.7%だった。
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