永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、染谷将太ら豪華キャストで贈る実写映画『はたらく細胞』より、細菌たちが大暴れする場面写真が公開された。
細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画「はたらく細胞」、スピンオフ作品「はたらく細胞BLACK」の2作品を原作に、シリーズ史上初となる人間の世界もあわせて描く本作。
今回公開された場面写真に写るのは、人の健康を脅かす恐るべき細菌、片岡愛之助演じる肺炎球菌、新納慎也演じる化膿レンサ球菌、小沢真珠演じる黄色ブドウ球菌。Fukase(SEKAI NO OWARI)演じる細胞たち最強の敵。
映画本編では、体内の意外なところに潜み、酸素を運ぶ赤血球(永野)に襲いかかるシーンもある肺炎球菌。
監督の武内英樹は「片岡さんの方から『武内監督とまた一緒にやりたい』と言ってくださったんです。ただ、『次は「はたらく細胞」をやります』とお伝えしたものの、その時点で配役はほぼ決まっており、細菌の役しか残っていない。片岡さんは、『それでもいいから参加したい!』とおっしゃってくださったんです」とキャスティング理由を明かす。
ごくありふれた常在菌の一種だが、多様な疾患の原因となることがある化膿レンサ球菌は、鋭いトゲや触手を持つ凶悪な細菌として、細胞たちの前に立ちはだかる。
演じる新納について武内監督は、「新納さんはクネクネした動きが得意そうだったので、ちょっとフェミニンな雰囲気を醸し出す粘着性キャラに振ってみました。何とも言えないネトっとした感じがCGとすごく相性が良く、うまく馴染んでいたと思います」とコメント。
武内監督作の常連・小沢が演じる黄色ブドウ球菌は、皮膚や毛穴などに常在し、毒性が高く創傷部などから体内に侵入、表皮感染症や食中毒、肺炎、髄膜炎、敗血症などを引き起こす細菌。
全身を黄色の球体で覆われ、ポップなビジュアルだが、体内で逃げ惑う細胞たちの姿をみながら高笑いする姿は冷徹そのもの。武内監督は「原作の黄色ブドウ球菌を観た時、『この役は彼女しかいない!』と直感で決めました」と語っている。
そしてFukaseが演じるのは、細胞たちにとっての最強の敵。武内監督は「『キャラクター』を観て、彼の中にあるなんとも言えない“切なさ”に惹かれるものを感じたので、ぜひご一緒したいと思っていました」と話している。
『はたらく細胞』は12月13日(金)より公開。
(シネマカフェ編集部)