実写映画「はたらく細胞」片岡愛之助やFukaseら演じる“細菌”が大暴れ!場面写&キャスティング秘話が到着

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2024年11月08日 12:51  アニメ!アニメ!

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『はたらく細胞』新写真(片岡愛之助/肺炎球菌役) (C)清水茜/講談社(C)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社(C)2024映画「はたらく細胞」製作委員会
実写映画『はたらく細胞』が2024年12月13日に公開される。このたび、片岡愛之助、新納慎也、小沢真珠、Fukaseらが演じる“細菌”たちが大暴れする姿をキャッチした新場面写真と、各キャストに関する武内英樹監督のキャスティング秘話が届いた。

『はたらく細胞』の原作は、細胞を擬人化して描く斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ、清水茜が講談社「月刊少年シリウス」に連載したマンガだ。2017年にはフランスの新聞「ル・モンド」が選ぶ「この夏推薦する図書リスト」に選出されるなど、国内だけでなく世界中から注目を集める。2018年のアニメ化でさらにブームは過熱し、シリーズ累計発行部数は1000万部を超えるメガヒットを記録している。

本作は清水の『はたらく細胞』に加え、清水が監修を務め原田重光、初嘉屋一生が手掛けたスピンオフ作品『はたらく細胞 BLACK』の2作品を原作に、シリーズ史上初となる“人間の世界”もあわせて描いて実写映画化するもの。人間の体の中を舞台に繰り広げられる<世界最小の物語>を、日本映画最大のスケールで描く作品となる。

本作でメガホンを取った武内監督作『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』ではガラの悪い大阪府知事を演じ、強烈なインパクトを残した片岡愛之助は、肺炎などを引き起こす毒性の強い細菌・肺炎球菌を演じる。本編では体内の意外なところに潜み、酸素を運ぶ赤血球(永野芽郁)に突如襲いかかるシーンも見られるようだ。

本作への出演について、武内監督は「片岡さんの方から「武内監督とまた一緒にやりたい」と言ってくださったんです。ただ、「次は『はたらく細胞』をやります」とお伝えしたものの、その時点で配役はほぼ決まっており、細菌の役しか残っていない。片岡さんは、「それでもいいから参加したい!」とおっしゃってくださったんです」と明かしており、その言葉をきっかけに肺炎球菌役をオファーしたという。しかし、「細菌役は素顔がわからなくなるほど本格的なメイクや衣装を纏うことから、「私にはしっかり片岡さんとわかりますが、誰が演じているのかわからなくなってしまうという懸念が……。片岡さん、今ごろ後悔していないかなと、ちょっと心配しています(笑)」との胸の内も述べる。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では阿野全成役として出演し話題になり、連続テレビ小説『おむすび』などの出演でも注目を浴びる新納慎也は、化膿レンサ球菌を演じる。化膿レンサ球菌は、咽頭・消火器・皮膚などに生息するごくありふれた常在菌の一種だが、多様な疾患の原因となることがある。鋭いトゲや触手を持つ凶悪な細菌として、細胞たちの前に立ちはだかる。

武内監督は「新納さんはクネクネした動きが得意そうだったので、ちょっとフェミニンな雰囲気を醸し出す粘着性キャラに振ってみました。何とも言えないネトっとした感じがCGとすごく相性が良く、うまく馴染んでいたと思います」と、化膿レンサ球菌役への演出についてコメントする。「たぶん新納さんは、完成した時の映像を予測しながら演じていたんじゃないでしょうか?私が演出したドラマ『ルパンの娘』以来の参加でしたが、実に思い切りのいい素晴らしい俳優さんだなと思いました」と、その演技を絶賛した。

『翔んで埼玉』や『ルパンの娘』シリーズなど武内監督作の常連であり、その怪演で毎回注目を集める小沢真珠は黄色ブドウ球菌を演じる。皮膚や毛穴などに常在し、毒性が高く創傷部などから体内に侵入すると、表皮感染症や食中毒、肺炎、髄膜炎、敗血症などを引き起こす細菌だ。その名の通り全身を黄色の球体で覆われ、一見するとポップなビジュアルだが、戦場と化した体内で逃げ惑う細胞たちの姿をみながら高笑いする姿は冷徹そのもの。小沢が自身のInstagramにキャラクタービジュアルをアップした際には、美しい素顔とのギャップが大反響を呼び、注目度も急上昇している。

武内監督は、「『翔んだ埼玉』でぶっ飛んだ役をやっていただいたんですが、原作の黄色ブドウ球菌を観た時、『この役は彼女しかいない!』と直感で決めました」とキャスティングの経緯を告白する。「お子さんが原作漫画の大ファンらしく、教育にも役立つからぜひやりたいと。ただ、オファーしたのはいいけれど、片岡さん同様、奇抜なメイクと衣装で誰なのかわからくなる心配がありました。でも小沢さんに関しては、『あ、小沢さんだ!』ってすぐにわかってしまうところがすごいなと思います」と、小沢への絶大な信頼を明かした。

そして、SEKAI NO OWARIのボーカルにして、映画『キャラクター』の連続殺人犯役で俳優デビューを飾り、第45回日本アカデミー賞新人俳優賞&報知映画賞新人賞を獲得したFukaseは、いまだ謎の多い細胞たちにとっての最強の敵“????”を演じる。どこか精気を失っているようで悲し気な瞳を持つ、ただならぬオーラを発するその姿は、まさに最強の“ラスボス”としてふさわしい存在感を示す。

武内監督は、「Fukaseさんが殺人鬼を演じた『キャラクター』を観て、彼の中にあるなんとも言えない“切なさ”に惹かれるものを感じたので、ぜひご一緒したいと思っていました。今回の役は、人間の命を脅かす細胞たちの最強の敵。“狂気”と“悲しみ”が同居するようなキャラクターにしたかったんですが、真っ先に思い浮かんだのが彼の顔でした」と、かねてよりFukaseの出演を熱望していたことを明かしている。はたしてこの細菌の正体とは。永野芽郁、佐藤健らW主演キャストとFukaseの共演にもますます期待が高まる。

実写映画『はたらく細胞』は、2024年12月13日に公開される。


『はたらく細胞』
■公開日:12月13日(金)
■出演者:永野芽郁 佐藤健 / 芦田愛菜 山本耕史 仲里依紗 松本若菜 染谷将太 板垣李光人 加藤諒 加藤清史郎 マイカピュ
深田恭子 / 片岡愛之助 / 新納慎也 小沢真珠Fukase (SEKAI NO OWARI) / 阿部サダヲ
■原作:清水茜「はたらく細胞」(講談社「月刊少年シリウス」所載)
    原田重光・初嘉屋一生・清水茜『はたらく細胞BLACK』(講談社「モーニング」所載)
■監督:武内英樹
■脚本:徳永友一
■音楽:Face 2 fAKE
■製作:映画「はたらく細胞」製作委員会
■制作プロダクション:ツインズジャパン
■主題歌:Official髭男dism「50%」(IRORI Records / PONY CANYON Inc.)
■配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)清水茜/講談社(C)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社(C)2024映画「はたらく細胞」製作委員会

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  • 俳優が細菌を演じるって、想像がつかないが、なんだか面白そう。生物学は好きだしね。
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