鹿児島県の与論町に大雨特別警報が発表されています。11月の発表は初めてのことで、これまでに経験したことがないような大雨になっています。
きょう、奄美や沖縄本島に線状降水帯が発生し、記録的短時間大雨情報が同じ場所に何度も発表されています。けさにかけての24時間雨量は、与論島(鹿児島)で500ミリ以上と、11月平年1か月の5倍近くの大量の雨がたった一日で降りました。沖縄本島でも梅雨時を上回り、史上最大の大雨になったところがあります。南西諸島では、局地的に猛烈な雨が降り、さらに雨量が増える見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に最大級の警戒が必要です。
【予想雨量(あす朝まで、最大)】
奄美 300ミリ
沖縄 200ミリ
一方、今週、季節が一気に進み、冬の便りが続々と届いた本州付近は、九州南部は雨が降りやすいですが、広い範囲でからっと晴れるでしょう。
また、けさも今季一番の冷え込みが続出しています。日中は寒さが和らぐ見込みです。最高気温は、東京で17℃、東海から西は20℃に届き、過ごしやすくなりそうです。朝晩と昼間の寒暖差が内陸ほど大きく、10℃以上になる予想です。服装でうまく調節して、体調管理にご注意ください。
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