ラ・リーガ第13節が9日に行われ、2位のレアル・マドリードと5位のオサスナが対戦した。
今回の一戦をホームで迎えるレアル・マドリードは、バルセロナ戦での大敗後、前節のバレンシア戦が延期となり、ミッドウィークにはチャンピオンズリーグでミランに敗戦。周囲が騒々しくなるなか、MFローレリアン・チュアメニが負傷離脱となった一方で、FWロドリゴがスタメンに復帰した。
キリアン・エンバペとヴィニシウス・ジュニオールの2トップ気味でスタートしたレアル・マドリードは、ヴィニシウスとジュード・ベリンガムが可変しつつ右サイドに入ったロドリゴが攻撃を牽引。しかし、そのロドリゴが大腿部を痛めて20分にブラヒム・ディアスと交代する展開に。
さらに29分にはエデル・ミリトンが負傷し、下部組織のDFラウール・アセンシオを緊急投入。それでも34分にはヴィニシウス・ジュニオールの個人技からレアル・マドリードが先制に成功する。そして42分には、デビュー戦となったアセンシオから裏のスペースに走り込むベリンガムへ素晴らしいボールが送られ、抜け出したベリンガムがループシュートでゴールネットを揺らした。
しかし、前半の終盤に足を痛めていたルーカス・バスケスがハーフタイムに交代。3人目の負傷交代により、バルベルデを右サイドで起用してルカ・モドリッチを中盤に配した。スクランブル状態のレアル・マドリードだったが、61分にはGKアンドリー・ルニンのパントキックに抜け出したヴィニシウスが加点。69分にもブラヒム・ディアスの御膳立てからヴィニシウスがハットトリックを達成した。
大勢が決したこともあり、終盤にはアルダ・ギュレルやエンドリッキも出場。ここまで好調だったオサスナを寄せ付けなかったレアル・マドリードが4−0で快勝し、インターナショナルウィークを迎えることになった。
【スコア】
レアル・マドリード 4−0 オサスナ
【得点者】
1−0 34分 ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
2−0 42分 ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)
3−0 61分 ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
4−0 69分 ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
【ハイライト動画】レアル・マドリードvsオサスナ