【東日本女子駅伝】埼玉、18大会ぶり4度目V 最後の“福島路”でアンカー山ノ内みなみ力走

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2024年11月10日 14:47  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

山ノ内みなみ(23年12月撮影)

<第39回東日本女子駅伝>◇10日◇誠電社WINDYスタジアム発着◇9区間(42・195キロ)



埼玉が2時間19分07秒で18大会ぶり4度目の優勝を飾った。2位で迎えた最終9区で、19年世界選手権1万メートル代表の山ノ内みなみ(しまむら)が逆転。今大会が最後の開催となった“福島路”で05年以来の戴冠をつかんだ。


福島県郡山市出身の山ノ内は「1番でゴールをして、福島愛をアピールしたかったので良かった。埼玉の中高生が強すぎると思って感動していた」と仲間に感謝しながら、逆転優勝をかみしめた。


埼玉は1区福山若奈(埼玉栄)が8位で入ると、2区山田桃愛(しまむら)が区間2位の好走で4位へと押し上げた。その後は5区終了時に7位まで順位を落としたが、6区から長浜心咲(埼玉栄)、木下紗那(中央大)、小野桃花(玉井中)が好走し、先頭と30秒差の2位でアンカーの山ノ内へ。首位を猛追し、中盤で追い抜いて逃げ切った。


群馬が2時間19分35秒で2位、東京が2時間19分52秒で3位に入った。8区まで首位を走っていた長野は、2時間19分58秒で4位だった。


東日本女子駅伝は1985年に創設。これまで25人の五輪選手が出場し、今回が最後の開催となる。

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