<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯>◇10日◇東京・代々木第一体育館◇エキシビション
上位選手らによるエキシビションが行われ、合計300・09点で連覇を達成した鍵山優真(21=オリエンタルバイオ/中京大)が、「Skydance」を演じた。3回転ループ、3回転フリップと2本のジャンプを着氷。軽やかなステップシークエンスやスピンでも観客を沸かせた。
種目一番乗りでGPファイナル進出を決めたペアの「りくりゅう」こと三浦璃来(22)木原龍一(32)組(木下グループ)は「Can’t stop the feeling!」を華麗に滑走。女子で3年ぶり3度目の優勝を飾った坂本花織(24=シスメックス)が大トリで「Poison」を演じ、満面の笑みで24年NHK杯を締めくくった。
6位にとどまった三浦佳生(19=オリエンタルバイオ/明大)は、22−23年シーズンのプログラム「美女と野獣」を熱演してベストエキシビションパフォーマンス賞を受賞。元気な姿を披露し、「この日のために頑張ってきました」と冗談めかしながら喜んだ。
エキシビションの最後には、ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪イヤーとなる来季は、大阪での開催が発表された。
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