2024明治安田J1リーグ第36節が10日に行われ、浦和レッズとサンフレッチェ広島が対戦した。
1試合未消化とはいえ想定外の残留争いに巻き込まれた浦和は、9日の結果を受けてあと1勝で残留確定。対する広島は連敗で首位陥落。ヴィッセル神戸に突き放されないためにも、鬼門の敵地『埼玉スタジアム2002』で勝ち点「3」が必須の一戦となった。
序盤は広島が押し込んだものの、先手を取ったのは浦和だった。45分、関根貴大が前方にロングボールを送ると、相手DFが処理に失敗し、松尾佑介の足元にボールが収まる。松尾がそのままゴールへ流し込んだ。
1点リードで折り返した浦和は、56分に2点目を獲得する。左サイドからカットインした松尾がシュートを放つと、ゴール前に飛び込んだブライアン・リンセンがコースを変えて押し込んだ。
86分、浦和がカウンターでトドメの3点目を獲得する。スルーパスに抜け出した関根が右サイドからグラウンダーで折り返し、ゴール前に飛び込んだ原口元気が丁寧に合わせて今夏の復帰後初ゴール。J1リーグでの得点記録は2014年4月26日の柏レイソル戦以来となった。
広島も決定機自体は作ったものの、浦和の気迫あふれる守備に阻まれて最後まで1点が遠かった。試合はこのまま終了し、浦和は2試合ぶり白星で3戦無敗となり、残留が決定した。一方、3連敗を喫した広島は、今節引き分けた神戸との勝ち点差が「3」に広がった。
浦和の次戦は22日に行われるJ1第28節となり、1−0リードのハーフタイムからの試合再開で川崎フロンターレとホームで対戦する。一方の広島は28日にAFCチャンピオンズリーグ2でカヤFCと敵地で対戦し、12月1日のJ1第37節ではホームに北海道コンサドーレ札幌を迎える。
【スコア】
浦和レッズ 3−0 サンフレッチェ広島
【得点者】
1−0 45分 松尾佑介(浦和)
2−0 56分 ブライアン・リンセン(浦和)
3−0 86分 原口元気(浦和)
【ゴール動画】浦和FWリンセン、シュートに頭で反応して2点目もたらす!
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味方のシュートに頭で合わせて決める決定力!
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松尾佑介がカットインからのシュートを打ち
そのボールを #ブライアンリンセン が
ヘディングでコースを変えて決めた!
🏆明治安田J1第36節
🆚浦和×広島
📺 #DAZN ライブ配信中#浦和広島 pic.twitter.com/zrLoRYYwyp— DAZN Japan (@DAZN_JPN) November 10, 2024