プレミアリーグ第11節が10日に行われ、ノッティンガム・フォレストとニューカッスルが『シティ・グラウンド』で対戦した。
ノッティンガム・フォレストは昨季プレミアリーグ17位となり、最終節で残留を決めたが、今季は開幕から好調を維持しており、第4節でリヴァプールを撃破すると、ブライトン、チェルシーと引き分け、直近3試合ではクリスタル・パレス、レスター・シティ、ウェストハムに3連勝。現在リーグ3位と躍進している。対するニューカッスルも、カラバオカップ4回戦でチェルシーを下すと、リーグ前節ではアーセナルに勝利。互いに好調の両チームが激突する一戦となった。
試合は立ち上がりから拮抗した展開になったが、22分に得点が生まれる。ノッティンガム・フォレストがペナルティエリア右でフリーキックを獲得すると、キッカーのアンソニー・エランガがゴール前にクロスを送り、ムリージョがタイミングよくヘディングで合わせて、ゴールネットを揺らした。ホームのノッティンガム・フォレストが幸先よく先制に成功する。
失点を喫したニューカッスルは、敵陣ペナルティエリア内まで何度も侵入し、攻撃の圧力を強めた。しかし、ノッティンガム・フォレストも高い集中力を保って、ゴール前で体を張り、得点を許さなかった。前半はこのまま1−0で折り返す。
後半も両チームがカウンターでチャンスを作る展開になったが、54分にセットプレーからニューカッスルが同点に追いつく。左サイドからのコーナーキックを獲得すると、ゴール前の混戦を生み出し、こぼれ球に反応したアレクサンデル・イサクが素早くゴールに押し込んだ。
同点に追いついたニューカッスルは73分にカウンターを発動。フリーでパスを受けたジョエリントンが右サイドから中央へ持ち運んで左足を振り抜くと、シュートはファーポストの内側に当たってゴールに吸い込まれ、ニューカッスルが逆転に成功した。
さらに84分には再びニューカッスルが電光石火のカウンターを仕掛け、負傷したゴードンに代わって投入されたハーヴィー・バーンズが見事にニアサイドを射抜いてゴールネットを揺らした。
試合はこのまま1−3で終了。勝利したニューカッスルは公式戦3連勝。敗れたノッティンガム・フォレストは連勝が3でストップし、今季2敗目を喫した。
【スコア】
ノッティンガム・フォレスト 1−3 ニューカッスル
【得点者】
1−0 21分 ムリージョ(ノッティンガム・フォレスト)
1−1 54分 アレクサンデル・イサク(ニューカッスル)
1−2 72分 ジョエリントン(ニューカッスル)
1−3 83分 ハーヴィー・バーンズ(ニューカッスル)