ジェフユナイテッド千葉は11日、クラブ公式サイトにて『シーズン終了のご挨拶』と題したコメントを掲載した。
就任2年目となる小林慶行監督の下で迎えた2024シーズン。中盤戦までは浮き沈みが激しかったものの、リーグ得点王となるFW小森飛絢に牽引されたチームは、第28節から第36節の9試合で8勝1敗と巻き返して、プレーオフ圏内の4位に浮上した。しかし、第37節V・ファーレン長崎戦を1−2で落とすと、10日の最終節ではモンテディオ山形との直接対決に0−4と大敗。開始早々の失点に加え、24分にはDF松田陸が1発退場。勝利した方がプレーオフ進出となる“天王山”で脆さがあらわになった。この結果、7位に転落。16シーズン連続でのJ2が確定した他、清水エスパルスが昇格したことで、オリジナル10として唯一取り残される形になってしまった。
またしても、J1復帰の悲願を叶えられなかったジェフユナイテッド千葉。11日、クラブ代表取締役の島田亮氏は、クラブ公式サイトにて「昨日、NDソフトスタジアム山形で開催されました明治安田J2リーグ 第38節 モンテディオ山形戦では、多くの皆様にご声援いただきながら、勝利することができず、ジェフユナイテッド市原・千葉(トップチーム)の2024シーズンが終了いたしました。1年間、ジェフユナイテッド市原・千葉へご声援賜り誠にありがとうございました。選手・スタッフ一同、心より感謝申し上げます」とコメントし、以下のように続けている。
「今シーズンは小林慶行監督体制2年目として、昨シーズン手にした悔しさを忘れず、培ったものを生かし、更なる進化を求めて、クラブ一丸となりJ1昇格を目指してシーズンに臨みました。しかしながらシーズン最終盤の第37節、第38節で連敗を重ね、今シーズンを終了することとなりました。チームの成績があがるとともにホーム、フクダ電子アリーナはもちろんのこと、アウェイのスタジアムでも多くのファン、サポーターの皆さまから大きなご声援を頂戴いたしましたが、残念ながら今シーズンも目標としていたJ1昇格には至りませんでした。皆さまの大変大きなご声援、ご期待をいただきながら、応えられない結果となりましたことをお詫び申し上げます」
「来シーズンこそはこれまで以上にクラブ一丸となり、ご声援いただきましたファン、サポーターの皆様、ご支援をいただきました行政の皆様、スポンサー企業の皆様とともに、悲願の目標達成に向けて全身全霊をかけて戦っていく所存でございます。ジェフユナイテッド市原・千葉への変わらぬご支援・ご声援を心よりお願い申し上げます」