国に無登録で、「FX取引」をしたなどとして、都内の会社員の男ら4人が警視庁に逮捕されたことがわかりました。男らは、1500人以上から総額16億円あまりを集めていたとみられています。
捜査関係者によりますと、金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたのは、FX関連会社「APPOS ホールディングス」の実質的な運営者で東京・江東区の会社員・岩井崇容疑者(47)ら4人です。
岩井容疑者らは2019年から、国に登録せずに、客と「FX取引」をした疑いなどが持たれています。
岩井容疑者らは「ミラートレード」と呼ばれるFXの自動売買システムを使って「確実に利益が出る」などと客に勧め、都内の40代の男性などからおよそ800万円を集めていたということです。
警視庁は、およそ4年間で1500人ほどから総額16億円あまりを集めていたとみて余罪について調べています。
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国民生活センターによりますと、全国の消費生活センターにはFXに関する相談が多数寄せられていて、「FX取引」を行う場合は「金融商品取引業の登録の有無を確認して、無登録の業者とは取引を行わず、不安に感じたら全国の消費生活センターや消費者ホットライン(188番)に電話してほしい」としています。