ラグビー日本代表(世界ランク14位)は11日(日本時間12日)、フランス東部シャンベリーでの活動を開始した。欧州遠征「リポビタンDツアー2024」は9日(日本時間10日)の初戦(サンドニ)でフランス(同4位)に12−52で大敗。翌10日、16日にウルグアイ(同19位)と戦うシャンベリーへ陸路で入った。
フランス戦ではフィジカル面で受けに回り、攻撃時もターンオーバーされた点が課題に挙がったという。プロップ森川由起乙(31=東京サントリーサンゴリアス)は「FWに関しては下へのタックルが少なかった。ファーストプレーヤーは容赦なくチョップタックルをして、セカンドマン(2人目)で抑えたい。(攻撃は)ボールキャリーが半身出られた時に、サポートが遅れるシーンがあった。相手の2人目の方が早い。ボールキャリーに対する、アクションのスピードを意識しています」と説明した。
ウルグアイは秋のシリーズの対戦相手で唯一、世界ランクで格下となり、中立地で勝利が求められる。相手のレベルに左右されることなく準備を続けているといい、森川は「自分たちがやれること、修正しないといけないこと。それにフォーカスして、今日から動き始めている。できることをやるために、1週間かけて、チームでいい準備をすることに限ります」と矢印を自らに向けた。【松本航】
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