滋賀県とくすりの関わりや歴史などを知ることができる「滋賀のくすりフェア」が、東京・日本橋の滋賀県の情報発信拠点「ここ滋賀」で11月16日(土)・17日(日)の2日間、開催される。滋賀県薬業協会(滋賀県甲賀市)と滋賀県製薬工業協同組合(同)が主催。
薬草栽培に適した気候風土に恵まれた滋賀県は、富山県、奈良県と並んで古くから配置薬・家庭薬の生産が盛んな県。県最高峰の伊吹山は、古来から薬草の一大産地だった。製薬会社が次々と創業し、現在、配置薬をはじめ、医療用・一般用医薬品の製造が盛んな滋賀県。そんな滋賀とくすりの関わりや歴史、「滋賀のくすり」をより多くの人に知ってもらおうと、今回のイベントを開催する。
開催時間は2日間とも10時〜17時。1階マーケットでは、滋賀県薬業協会の加盟社の栄養ドリンクや伝統的な和漢薬である「萬病感応丸」をはじめ、滋賀の伝統薬などを販売する。また、7つの厳選された素材を使い、独自のブレンド製法で作られた有川製薬(滋賀県彦根市)の健康茶「七爽茶」の試飲販売会も行う。
イベントの2日間を含む11月15日(金)〜11月24日(日)の期間は、階段ショーケースに滋賀県薬業協会加盟社の代表商品や、滋賀とくすりの歴史のほか、くすりづくりに使われていた道具やレトロな広告などの紹介パネルを展示する。
来店者・購入者特典も用意。来店者には、滋賀のくすりの歴史やくすりの道具などを紹介する冊子とともに、レトロな道具デザインのポストカードをランダムでプレゼント。アンケート回答者にはオリジナルトートバッグもプレゼントする。2日間、「ここ滋賀」1階マーケットで2000円(税込み)以上の商品を購入すると、ミニポーチとリップクリームがプレゼントされる。
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