史上初の“W制覇”なるか デビューから6戦連続連対中の実績馬がマイルCSにルメール騎手と挑む

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2024年11月12日 11:57  netkeiba

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昨年のエリザベス女王杯を制したブレイディヴェーグ(昨年11月撮影、ユーザー提供:DKさん)
 昨年のエリザベス女王杯覇者のブレイディヴェーグ(牝4、美浦・宮田敬介厩舎)が、マイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)でGI・2勝目を狙う。

 ブレイディヴェーグは父ロードカナロア、母インナーアージ、母の父ディープインパクトの血統。母はJRAで4勝を挙げたオープン馬。叔母のミッキークイーンは15年のオークスと秋華賞の覇者。いとこのエピファニーは今年の小倉大賞典、同じくミッキーゴージャスは愛知杯を制している。

 ここまで6戦4勝。デビュー2戦目から楽勝続きの2連勝。重賞初挑戦のローズSはマスクトディーヴァに差し届かずの2着だったが、続くエリザベス女王杯でGI初挑戦初制覇を果たした。その後は順調さを欠き、3月のドバイターフ、8月の新潟記念と2戦連続で回避することとなったが、待望の復帰戦となった府中牝馬Sを快勝。3歳時に比べて逞しくなった走りを披露した。今回は初のマイル戦だけに追走がカギだが、そこはルメール騎手の手綱に託すのみだ。

 逆風となるデータもある。3歳限定戦だった時代も含め、エリザベス女王杯の勝ち馬がマイルCSに参戦したことは2回あり、ともにファインモーションで03年が2着、04年が9着。また、マイルGIまで幅を広げても、延べ16頭で2回ある2着が最高着順なのだ。ブレイディヴェーグは史上初となるエリザベス女王杯&マイルCSのダブル制覇を成し遂げることができるか。そういった視点でも、その走りからは目が離せない。

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