リクルートが提供する進路情報メディア『スタディサプリ進路』は、「部活の先輩・後輩」についてのアンケート結果を11月12日に発表。同調査は、2024年9月30日〜10月3日の期間、部活経験のある全国高校生男女690人を対象にインターネットで実施した。
部活の先輩との関係性について聞くと、1位は「上下関係はちゃんとありつつ、フラットな会話もできる比較的対等な関係」が半数を超える結果となった。2位は「もはや先輩感を感じずに仲良くできる友達のような関係」となり、先輩が怖くて厳しい存在であるイメージを跳ね返すような結果に。
また、理不尽だなと感じる部活のルールはあるかという質問では、「NO」と回答した人が82.2%となった。現代のリアルな先輩後輩の関係性は、理不尽や怖いネガティブなものではなく、一個人として対等でお互いを尊敬し合う非常にポジティブな関係のようだという。
相手との関係性が表れやすい「呼び方」について聞くと、1位は王道の「○○先輩」、2位は「目上であることを意識した、敬称としての○○さん」に。慣れ慣れしさはないものの、1位とは違う上下関係の中に親しみを感じる呼び方がランクイン。
さらに3位は、「目上であることを意識しない、○○さん・○○くん」となり、先輩を対等な仲間と感じていることがよくわかった。(安井柳香)