「ミキプルーンスーパーカレッジバレー2024 全日本バレーボール大学選手権」(全日本インカレ=日刊スポーツ新聞社ほか主催)は11月25日〜12月1日、東京体育館ほかで行われる。大会の発表会見が13日にオンラインで行われ、男女各4校の主将が出席し、意気込みを語った。
男子で大会2連覇を狙う早大の前田凌吾(3年)は、「1つも落とせない。第1セットの0−0から、いかに自分たちのバレーを展開できるか」と気を引き締めた。
昨季は「大学4冠」を達成も、今季は関東春季リーグと東日本インカレはライバルの中大に優勝を譲った。夏合宿でSVリーグ所属のサントリーサンバーズ大阪や大阪ブルテオンなどのトップチームと練習試合を行い、「課題が明確になり、成長につながった」。チーム内のコミュニケーションにより重点を置くようになり、直近の秋季リーグは11戦全勝で制覇。3年生キャプテンとしてチームのまとめ役を担う前田は、「チームのために、4年生のためにという気持ちを、自分が全日本インカレで表現することが大事になる」と力強く語った。
女子で青学大の谷島花虹(4年)は、「日本一を目指している」と7年ぶりの優勝を誓った。今季は関東春季リーグ4位→東日本インカレ2位→秋季リーグ優勝と、ステップアップを重ねてきたが「まだ最強と捉えることはできない」と冷静に分析。「この全日本インカレで優勝して最強のチームになろうと全員で頑張っている」と力を込めた。
その他、男子は中大の柿崎晃、東海大の仲道優斗、明大の岡本知也、女子は筑波大の中村悠、鹿屋体育大の平田美菜、中京大の五島楓が出席した。
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秩父宮賜杯を争う男子は77回、秩父宮妃賜杯を争う女子は71回の伝統を誇る大会。男女ともに64チームが出場し、3セット先取のトーナメントで頂点を目指す。
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