【3COINS】「保温用ペットボトルホルダー」を使ってみた　保温力はどれくらい？　実際に検証

　寒い時期にコンビニや自動販売機などで温かいペットボトル飲料を買っても、すぐに冷めてしまいます。せっかくならホットドリンクの温かさを長く楽しみたいですよね。

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　ここでは、3COINSが展開する「保温用ペットボトルホルダー」を紹介します。ペットボトル飲料の保温におすすめです。温度変化の検証も行ったので、ぜひチェックしてください。

●使い方や対応するペットボトルのサイズは？　注意点あり

　保温用ペットボトルホルダーは、保温と保冷の両方が可能なペットボトルホルダーです。筒の部分とふたの部分に分かれた形状になっています。ふたを外してペットボトルを筒の中に入れ、再びふたを閉めて使います。ハンドルが付いているので、持ち歩きしやすいのが便利です。

　345ml〜500mlのペットボトルに対応します。「短く太い形状のペットボトル専用」である点に注意が必要です。まず本体に350mlのペットボトルを入れてみると、サイズがぴったりでした。

　次に一般的な500mlのペットボトルを入れてみます。するとペットボトルの背が高すぎてふたにつかえてしまい、ふたが閉まりませんでした。

　説明書きを見てみると、ペットボトルの高さが21cmほどあると使えず、高さが17cm程度のものであれば対応できるとのこと。本体の内径は約7.5cmなので、ペットボトルの太さはそれに収まるものであれば問題なく入るようです。

●ホットドリンクの保温効果を検証！

　保温用ペットボトルホルダーの、保温効果をチェックします。温かい飲み物が入ったペットボトルを入れ、温度変化を確認していきます。

　ちなみに、保温用ペットボトルホルダーが入っていた箱には、保温効果の検証結果のグラフが印刷されています。それによると室温10度の環境下において、60度の飲み物を入れて3時間経過しても、温度が40度までしか下がらなかったとのこと。保温用ペットボトルホルダーを使わなかった場合は20度以下まで低下したようなので、保温力は高そうですね。

　それでは実際に、飲み物を入れたペットボトルを本体に入れ、検証します。検証を開始した13時4分に温度を測ると約50度でした。しっかりふたを閉めて、約25度の室内に1時間ほど放置します。

　その結果、飲み物の温度は約45度でした。5度程度しか温度が下がっていませんね。

　その後も1時間ほどそのままにしていましたが、温度はほとんど変化しませんでした。手で持っても温かいと感じます。

●シリコーンゴムが滑り止めに　細かな工夫がうれしい

　保温用ペットボトルホルダーを使ってみて、内側の底部分にシリコーンゴムが備わっている点に工夫を感じました。底が滑り止めになっていると、ふたを回す際にペットボトルが一緒に回ってしまうことがなく、ふただけを回しやすくなっています。

　このシリコーンゴムは取り外しも可能。汚れてしまっても洗うことができます。

●食洗機で洗える？　使用上の注意点を確認

　保温用ペットボトルホルダーは、食器洗い機や乾燥機には対応していません。また電子レンジや冷凍庫での使用もできません。本体に直接飲み物を入れたり、ドライアイスを入れるのも不可なので注意しましょう。

　保温用ペットボトルホルダーの販売価格は1100円（税込）です。カラーはベージュのみ。中に入れるペットボトルのサイズに制限があるので、購入前によく確認しましょう。