C.ルメール騎手のここまでのベストレースは？ 戸崎騎手と松山騎手ともに会心の騎乗語る

　今年JRA・GIで3勝を挙げるC.ルメール騎手が12日(火)、都内で自身がプロデュースするアパレルブランド「CL by C.ルメール」とnetkeibaとのファンミーティングに登場。集まった100人のファンを前に、今年のベストレースや佳境を迎えつつある秋GIへの意気込みなどを語った。

　トークショーには、スペシャルゲストとして戸崎圭太騎手と松山弘平騎手が参加。MCの横山ルリカさんとともに、競馬からファッション、プライベートまで幅広いテーマで語り合い、ファンを沸かせた。

　特に「自身が選ぶ今年のベストレース」というトークテーマでは、それぞれが会心の騎乗について熱弁。ルメール騎手はアーバンシックで制した菊花賞をベストとし、「3000mの距離を走るということで、馬に我慢させないといけないし、リズムがすごく大事。完璧なレースができて嬉しかった」と満足げに振り返った。

　戸崎騎手はジャスティンミラノで制した皐月賞を挙げ、ルメール騎手も「言いたくないけど、完璧なレースでした」と称賛。松山騎手は、今週末のマイルCSでもコンビを組むウインマーベルで勝利した阪急杯、京王杯SCの2レースをベストレースとした。

　また今後のチャレンジや目標についての質疑応答が行われ、ルメール騎手は「ホープフルSまで毎週のGIがビッグチャレンジ。集中していい仕事をしないといけない。ジャパンCと有馬記念の2つを勝ちたいです」と意気込んだ。

　本イベントではトークショーのほか、アパレルブランド「CL by C.ルメール」の新商品の紹介や、サイン入りグッズが当たる抽選会も行われた。