クリスマスツリーというと、モミの木が定番。でも日本固有の針葉樹であるスギやヒノキを使ってツリーを作りながら、林業をもっとよく知ろうというワークショップ、「クリスマスツリーのうらっぽん」(SIGNING・東京)が12月8、14、15、21日の4回にわたり東京で開催される。
日本の林業は木材価格の低下や担い手不足、管理されていない森林の増加など、たくさんの課題を抱えている。一度人の手が入った人工林は自然林とは異なり、人が管理し続けなければ健やかな状態を保つことができず、土砂崩れなど自然災害のリスクにもつながる。
この現状を変えるための手段の一つが、木材や森林資源の利用価値を高めること。木1本のうち「建築材料等として利用できるまっすぐで節の少ない幹部分」は半分だけだが、枝葉や根、木の先端部分などの部位にも価値をつけることができれば、木1本の価値が高まり、新たな森林資源の創出や、高付加価値化が期待できる。
そこで本来市場に出回らないスギ・ヒノキの枝葉を使ったクリスマスツリーの制作を通して、「未利用木材」の価値や林業の課題を理解してもらおうというプログラムだ。
うらっぽ、というのは市場に出回らず捨てられてしまう木の先端部分。子どもたちにも分かりやすいよう、クリスマスツリーを「うらっぽん」と名づけキャラクター化した。ワークショップはの参加者を募集中だ。
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ワークショップの概要は以下の通り。
■12月8日(日) 品川区立環境学習交流施設エコルとごし
時間:10時30分〜12時/14時〜15時30分(1.5h)
人数:各回20組 ※抽選 対象:4歳以上(小学校3年生までは保護者同伴)
場所:エコルとごし3F多目的スペース(東京都品川区豊町2-1-30 戸越公園内)
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募集期間:11月17日まで
参加費:1000円
■12月14日(土) SusHi Tech Square
時間:12時30分〜14時/15時〜16時30分(1.5h)
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人数:各回10組 ※先着 対象:4歳以上(小学校3年生までは保護者同伴)
場所:SusHi Tech Square(東京都千代田区丸の内3-8-3)
募集期間:11月22日ごろからサイトで募集開始
参加費:無料
■12月15日(日) 景丘の家
時間:10時30分〜12時30分(2h)
人数:10組 ※抽選 対象:年長以上の親子
場所:2Fこどもテーブル(東京都渋谷区恵比寿4-5-15)
募集期間:11月15日まで
参加費:1000円
■12月21日(土) モリパーク アウトドアヴィレッジ
時間:11時〜12時30分/13時30分〜15時/15時30分〜17時(1.5h)
人数:各回10組 ※先着 対象:4歳以上(小学校3年生までは保護者同伴)
場所:屋内広場(東京都昭島市代官山2-6-1)
募集期間:1カ月前〜当日
参加費:500円