【JRA新馬戦】ダービー馬、菊花賞馬のきょうだいにGI4勝馬の仔など良血馬が多数デビュー

　16日(土)・17日(日)に行われる新馬戦の出走馬が、14日確定した。

　今週は東京、京都、福島で計9鞍の新馬戦が組まれている。主な出走馬は以下の通り。

◆11/16(土)

・東京4R(芝1400m・11頭)
ベルアーブル(牝、戸崎圭太・矢嶋大樹、ビッグアーサー)…順調に乗り込まれ、調教の動きも良い。初戦から期待できそうだ。

・東京5R(芝1600m・11頭)
インプロペリア(牝、C.ルメール・森一誠、ロードカナロア)…全姉サブライムアンセムは22年フィリーズレビュー(GII)を勝った。調教の動きも良く期待できそうだ。

・京都5R(芝1400m・14頭)
ブラックソンソルト(牝、武豊・松永幹夫、アドマイヤマーズ)…半姉ラッキーライラック(父オルフェーヴル)は19・20年エリザベス女王杯(GI)連覇などGI4勝含む重賞6勝を挙げた。

・京都6R(ダ1800m・16頭)
ランフォザプライド(牡、川田将雅・高木登、ナダル)…半兄クラウンプライド(父リーチザクラウン)は22年UAEダービー(G2)など、重賞4勝を挙げている。順調に乗り込まれている。


◆11/17(日)

・福島5R(芝1800m・14頭)
ヴィアトル(牝、鮫島克駿・上原佑紀、サトノアラジン)…半姉サトノガーネット(父ディープインパクト)は19年中日新聞杯(GIII)を勝った。順調に乗り込まれている。

エイヘンハールト(牡、斎藤新・高野友和、ブリックスアンドモルタル)…母リバティハイツは18年フィリーズレビュー(GII)を勝った。仕上がりも良さそうだ。

クラレット(牡、荻野極・古賀慎明、サートゥルナーリア)…母サンテミリオンは10年オークス(GI)など、重賞2勝を挙げた。順調に乗り込まれている。

コスモマガラニカ(牡、丹内祐次・加藤士津八、ダノンバラード)…半兄コスモキュランダ(父アルアイン)は今年の弥生賞(GII)を勝っている。仕上がりは良さそうだ。

ブレイントゥルー(牡、長浜鴻緒・久保田貴士、イスラボニータ)…半兄ダノンデサイル(父エピファネイア)は今年の日本ダービー(GI)含む重賞2勝を挙げている。

レイナサグラーダ(牝、亀田温心・小栗実、レイデオロ)…半兄ドゥレッツァ(父ドゥラメンテ)は23年菊花賞(GI)を勝った。

・東京4R(ダ1600m・16頭)
ルグランヴァン(牡、菅原明良・高木登、ルヴァンスレーヴ)…母カラフルデイズは11年関東オークス(JpnII)を勝った。調教の動きが良く、初戦から期待できそうだ。

・東京5R(芝2000m・9頭)
アステルリヴェール(牡、横山和生・嘉藤貴行、ロードカナロア)…母レッドリヴェールは13年阪神JF(GI)含む重賞2勝を挙げた。

サトノパトリオット(牡、北村宏司・木村哲也、レイデオロ)…セレクトセール1歳1億2000万円(税抜き)。仕上がりも良さそうだ。

ジュンアベリアシノ(牡、伊藤工真・伊坂重信、ノーブルミッション)…半兄アクティブミノル(父スタチューオブリバティ)は15年セントウルS(GII)など、重賞2勝を挙げた。

ダノンピクチャー(牡、T.マーカンド・田中博康、ドゥラメンテ)…セレクトセール1歳1億5500万円(税抜き)。仕上がりも良さそうで、初戦から期待したい。

・京都4R(ダ1200m・12頭)
フクノフィアーノン(牝、武豊・武英智、デクラレーションオブウォー)…母フクノドリームは13年エーデルワイス賞(JpnIII)を勝った。順調に乗り込まれている。

・京都5R(芝1800m・9頭)
インザスカイ(牡、川田将雅・友道康夫、キタサンブラック)…セレクトセール1歳1億7000万円(税抜き)。半姉シャドウディーヴァ(父ハーツクライ)は21年府中牝馬S(GII)を勝った。調教でも動いていて、素質がありそうだ。