北関東4県と新潟や長野の蔵元が仕込んだ日本酒の出来栄えを称える「酒類鑑評会」の表彰式が開かれました。
関東信越国税局できょう開かれた北関東4県と新潟、長野の蔵元が仕込んだ日本酒の出来栄えを称える「酒類鑑評会」の表彰式。
今回で95回目となる「鑑評会」は、日本酒の製造技術の発展や品質向上を図ろうと毎年開かれているもので、今年は吟醸酒、純米吟醸酒と純米酒の合わせて369点が出品されました。
審査の結果、表彰式では、▼吟醸酒は栃木県の「桜川」、▼純米吟醸酒は長野県の「御湖鶴」、▼純米酒は群馬県の「大盃」がそれぞれ最優秀賞を受賞しました。
純米吟醸酒で最優秀賞を受賞した『御湖鶴』の造り手 竹内重彦さん
「食事と一緒に楽しんでいただけるようなフルーティーでエレガントで軽やかなお酒を目指して造った。酒造りに使っている米は長野県産の山田錦で、地元の農家が非常に苦労しながら作った米を使って、このような評価をいただける酒を作れたのは非常に喜ばしい」
|
|
関東信越国税局は「去年は全国的に気温が高かった影響で、原料の米が硬くて溶けにくく、品種によっては収穫量が減り必要な量を確保できず、酒造りには難しい状況だった」としています。