「考えた結果だから」アピール『まめ日和』第445回

まめは算数が苦手です。
特訓を積んである程度の計算はできるようになりましたが、そこから応用が入るととたんにダメ。
その様子が小学生時代の私そのものなのでまったく責める気になどならないのですが本人的には毎度毎度再テストであることを告げるのが心苦しいのか、
最近のまめはわからないなりにしっかり考えた上での間違いであることをアピールしてくるようになった。
さっぱりわからなかったからいっそ白紙で出すことだってできた、しかし自分はそれをしなかった。ちゃんと考えてちゃんと間違えたのだからこの間違いには価値があると澄んだ目で訴える。
演技派な彼ですから当然表情も全力で作り込んでくる。
なんかひとこと言いたい気持ちもないわけではないのだけれど言ったことで学力が上がるわけでもなし、今のまま基礎計算の特訓を地道に続けていれば少しずつでも力は着くだろうから、
まめの演説を楽しむ方向で生きてます。

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