中古バイク、何が人気? バイク王が「リセール・プライス」ランキングを発表!

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2024年11月15日 08:01  マイナビニュース

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バイク王&カンパニーが運営するバイク未来総研が最新の「リセール・プライス」ランキングを発表した。同社が独自に調査したバイクの人気ランキングだが、1位に輝いたのがどんなバイク?

○1位はホンダのあのバイク!



リセール・プライスとは、バイクを再び売却(=リセール)するときの価格(=プライス)についての指標だ。今回のランキングでは、2024年11月現在、新車で購入が可能なバイクを対象とし、業者間オークションで売却した際の落札金額の平均値と新車販売価格を基にリセール・プライスをポイント化している。



この指標は年間10万台以上の中古バイクを取り扱うバイク王のデータを基に、バイク未来総研が独自に集計したもの。「リセール・プライスが高いバイク」は需要の高いバイク、つまり「人気のあるバイク」と言い換えることもできるとのことだ。



今回のランキング(バイク未来総研調べ)は2024年6月〜2024年8月が対象。ホンダの「X-ADV」が2期連続で首位に輝いた。


「X-ADV」が人気の理由は? バイク未来総研の分析は以下の通り。

NCシリーズとプラットフォームを共有したコントローラブルな車体特性は、スクーター形状でありながら高い走行性能を誇り、日常使いからツーリングまで幅広く扱える汎用性が魅力的な1台と言えます。状況によって車両を乗り変えずに扱える個性的なキャラクターで国内外問わず根強い人気があり、2期連続で首位に輝きました。



ツーリングだけでなくアウトドアレジャーとも相性がよいため、汎用性を求めるユーザー心理をしっかりつかめていることと、海外で続くオールラウンド機の需要も重なり、前回からさらに18.3ptも伸ばした今回の結果となりました。



ツーリング・日常使いなどライフワークに合わせて車両を使い分けることが多かった今までの概念を破る新しい形となるのか、今後のランキング順位にも注目が集まります。


ランキング全体の傾向としては、リセール・プライス(ポイント)が上がったバイクが多かったという。その要因は? 以下、バイク未来総研の分析だ。


業者間オークションにおいて、昨今の円安による海外バイヤーの応札が活発なことなども相場を引き上げる一因となっていると考えられ、ポイント数を上げる車両が目立ちました。海外への流通数が増加するなか、年間10万台を取り扱うバイク王では良質な在庫を確保し、豊富な車種・車両を自社販売できる体制を整え、今後も国内ライダーの皆さまの期待にお応えしてまいります。


今回のランキングについて、バイク未来総研所長の宮城光さんはこんな解説を寄せている。


面白い結果となった今回ですが、全体的な印象としてはツーリング主体のマルチパーパスモデルをユーザーが求めているように伺えます。X-ADVはまさにその代表で、世界的にも支持されているマーケットからもわかります。



また、注目したいのはGold Wing Tourの上位への進出です。見た目に圧倒される方も多いのですが、乗ってみると見た目以上にドライバビリティーが高く、為替レートも手伝って「大物物件」として海外から注目が集まっていると考えられます。



ELIMINATORは普通免許で乗れる最大排気量モデルであり、走りも充実しているからこその上位進出でしょう。クルーズモデルとして長距離のツーリングを楽しみたいライダーからの支持が強いのでしょう。またスポーツ系では「やはり」と言うべき、ZX-4Rが奮闘しました。400cc4気筒の魅力は「乗って楽しいSSモデル」として、ユーザーからのリアルな反応とも言えるでしょう。(藤田真吾)

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