米ニューメキシコ州の農場で暮らす一家の末っ子を守るグレート・ピレニーズの“ロボ”。飼い主によると、番犬としての役割を自然に果たしているという(『Lyndsey Waite Instagram「What you can’t see is the big フサフサの被毛を持つグレート・ピレニーズは、どっしりとした迫力のある大きな体とは裏腹に、飼い主に忠実で穏やかな性格を持っていると言われる。アメリカで暮らす6児の母のInstagramに先月下旬、危険が迫る幼い男の子を、体を張って守るオスのグレート・ピレニーズの姿が投稿され、米ニュースメディア『Newsweek』が取り上げて注目を集めている。
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米コロラド州出身のリンジー・ウェイトさん(Lyndsey Waite)は、夫ジェイクさん(Jake)、ホームスクールをする6人の子供たち、2頭のグレート・ピレニーズを含む数頭の犬と一緒にニューメキシコ州の農場で暮らしている。
一家はヤギやニワトリなどを飼育して野菜を育て、自給自足の生活を送っており、リンジーさんによると、グレート・ピレニーズの“ロボ(Lobo)”と“シャスタ(Shasta)”が一家の番犬として大活躍しているという。
そのリンジーさんが先月29日、Instagramに1本の動画を投稿し、大切な番犬2頭について次のように綴った。
「ロボを我が家に迎え入れたのは数年前だった。それ以来、あの子はずっと一番小さな子供たちを追いかけて、見守ってくれているわ。一方、シャスタはいつもヤギやニワトリの近くにいるの。2頭は番犬としての役割を自然に果たしていて、私はそんな2頭の姿を見るのが大好きなの!」
「我が家の子供たちは自由奔放だし、動物たちも自由にさせているわ。だから私たち家族にとって、2頭は理想的な“ドリーム・チーム”なの。グレート・ピレニーズは本当に素晴らしい動物なのよ!」
リンジーさんが投稿した動画には、乾いた地面の上でハイハイする幼い男の子と、そばに寄り添うロボの姿が映し出されていた。ロボは男の子が前進しようとすると、片脚を前に出して阻んでおり、リンジーさんはこんな説明を添えた。
「映像では見ることができないけれど、私の背後の道路にはユナイテッド・パーセル・サービス(UPS・貨物運送会社)の大きなトラックが停車していたの。それで、ロボは赤ちゃん(男の子)に対し、厳戒態勢に入ったのよ!」
さらにリンジーさんは、ロボが弱者や無力な赤ちゃんを守ることを“自分の使命”と感じていることにも触れており、この動画には次のような感想が寄せられた。
「あの犬が『これは僕の子供だからね。何かあったらただではおかないよ』と言っているのが聞こえてくるようだ。」
「ロボは“子供を守る”という使命を持った家族の一員だね。」
「こんな犬がいつもそばにいるなんて、ラッキーだよ。」
「犬って素晴らしい!」
「なんだかグッとくる光景だね。」
「私もあんな犬が欲しいわ!」
「グレート・ピレニーズは守護天使と同じだね。」
「私がこれまで見てきた犬種の中で、グレート・ピレニーズは最も勇気があると思う。純粋な大きな心を持っているんだ。」
「最高の番犬だよ。」
「あの犬種は全力で家族を守ってくれる。“グレート”と言われるには理由がある。彼らは愛される戦士だよ。」
なお過去には中国で、
自宅前で野良犬に襲われた3歳の男の子を飼い犬が助けた 。当時の様子は監視カメラが記録しており、まるで矢の如く野良犬に飛び掛かる勇敢な愛犬の姿に、男の子の父親が強く心を動かされたことを語っていた。
画像は『Lyndsey Waite Instagram「What you can’t see is the big, scary UPS truck on the road behind me that put Lobo on high alert over his babies.」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)