11月15日はのど飴の日です。
「健康のど飴」のカンロ株式会社が制定した記念日で、発売月が1981年11月であることや、「いい(11)ひと声(15)」の語呂合わせを由来としています。これからは乾燥しがちな季節。喉の調子には気を付けたいものです。
人々を惹きつける声を表現するときに「透明感」という言葉が使われます。透明感のある声色で発せられるセリフやナレーションは、私たちを魅了してきました。アニメ!アニメ!読者の中にも、透明感のある声に憧れているという人は多いのではないでしょうか。
そこで今回は「透明感がある声の声優さんといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。11月6日から11月10日までのアンケート期間中に142人から回答を得ました。
男女比は男性約20パーセント、女性約70パーセント、無回答が約10パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約50パーセント、20代が約25パーセントと若年層が中心でした。
■多くのヒロインを演じた二人が同率トップに!
第1位
1位は花澤香菜さんと早見沙織さんが同票。支持率は約16パーセントでした。
花澤香菜さんは『花野井くんと恋の病』や『ねこに転生したおじさん』など、2024年も多くのタイトルに出演しています。「花澤さんの声を耳にした瞬間、可愛くて綺麗な声だなといつも思います。『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』の七海千秋役として、のんびりとした口調で推理を披露するシーンですら癒されてしまう」や「無理に作っていない自然な聞き心地の声の持ち主。子どもから大人、動物まで、どんな役でも透き通った声で素敵です」と穏やかな気分になれる声色だというコメントが多数。また「『化物語』のEDテーマ『君の知らない物語』をカバーしたときの澄んだ歌声が忘れられない」と歌声でもファンを魅了しています。
早見沙織さんも『ラーメン赤猫』や『結婚するって、本当ですか』など、幅広い作品で活躍。
読者からは「透明感のある柔らかい声が特徴で、『鬼滅の刃』の胡蝶しのぶや『SPY×FAMILY』のヨル・フォージャーなど、大人の女性を多く演じているから。どちらも怒ると怖いキャラクターなので、透明感の中に恐ろしさも潜ませているのがすごいと思う」や「頭にスーッと入ってくる綺麗な声が大好き! とくに凛とした声のキャラクターがしっくりきます」と印象に残るキャラクターを多数演じています。今年放送の『疑似ハーレム』では、複数の性格の演じ分けたことでも注目を集めました。
第3位
3位は石田彰さん。支持率は約5パーセントでした。
石田彰さんは『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』や『来世は他人がいい』、『科学×冒険サバイバル!』など、TVアニメや映画などに出演。「『夏目友人帳』の名取周一さんの声は透明感があって、耳元で囁かれているような感じがして大好き」や「悪役を演じているときでさえ声がサラサラしていて、敵だとわかりつつも惹かれてしまう」、「1990年にデビューしてから30年以上も透明感のある声をキープしているのに驚き」と、敵味方問わず魅力的なキャラクターを数多く演じてきたことが人気の理由です。
今回のアンケートでは男女を問わずさまざまな声優陣がランクイン。具体的なタイトルを挙げた読者コメントが多く、たとえば
楠木ともりさんには「『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』のデュエット曲『アイデンティティ』では、初音ミクと調和した歌声が圧倒的だった」、能登麻美子さんには「『うっかりペネロペ』のナレーションでは優しい声でペネロペに語りかけていて心が安らぎました」といった意見が届いています。
■ランキングトップ10
[透明感がある声の声優さんといえば? 2024年版]
1位 花澤香菜
1位 早見沙織
3位 石田彰
4位 上田麗奈
4位 内山昂輝
4位 楠木ともり
4位 島崎信長
4位 水瀬いのり
9位 宮野真守
10位 雨宮天
10位 石川由依
10位 石見舞菜香
10位 斉藤壮馬
10位 能登麻美子
10位 ゆきのさつき
(回答期間:2024年11月6日〜11月10日)
■ランキングトップ20
[透明感がある声の声優さんといえば? 2024年版]
1位 花澤香菜
1位 早見沙織
3位 石田彰
4位 上田麗奈
4位 内山昂輝
4位 楠木ともり
4位 島崎信長
4位 水瀬いのり
9位 宮野真守
10位 雨宮天
10位 石川由依
10位 石見舞菜香
10位 斉藤壮馬
10位 能登麻美子
10位 ゆきのさつき
16位 蒼井翔太
16位 麻倉もも
16位 小野賢章
16位 梶裕貴
16位 神谷浩史
16位 島本須美
16位 本泉莉奈
16位 山下大輝
(回答期間:2024年11月6日〜11月10日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。