名古屋鉄道は15日、地域活性化包括連携に関する協定を締結した尾張旭市、ならびに同市と「紅茶を通じたにぎわい創出のための連携協力に関する協定」を結ぶキリンビバレッジと連携し、タイアップ企画となる記念装飾列車「あさぴートレイン」と「紅茶鉄道」を運行すると発表した。
名鉄と尾張旭市は、「『おいしい紅茶日本一のまち』尾張旭」をキーワードに、地域活性化包括連携に関する協定を4月に締結。今回、キリンビバレッジと連携し、紅茶の普及および瀬戸線沿線価値向上プロジェクトの一環としてタイアップ企画を実施するとのこと。
記念装飾列車「あさぴートレイン」と「紅茶鉄道」は、瀬戸線および名古屋本線などにおいて、尾張旭市イメージキャラクター「あさぴー」誕生20周年と紅茶のまちをイメージした装飾、キリンビバレッジの人気商品「キリン 午後の紅茶」のPR装飾を実施する。
「あさぴートレイン」は瀬戸線の車両4000系1編成(4両編成)を使用。ヘッドマークを取り付け、車両側面ボディステッカーと車内ポスターで装飾するほか、乗務員室に「あさぴー」マスコットも設置する。12月1日から瀬戸線で運行開始し、2025年2月28日まで運行する予定となっている。
運行開始に合わせ、12月1日の9時5分頃から尾張旭駅3番ホームで記念装飾列車「あさぴートレイン」の発車式を開催。尾張旭市公式LINEアカウントの友達登録や尾張旭市公式Instagramのフォローで「尾張旭市×名鉄電車イラストオリジナル缶バッジ」をプレゼントするSNSキャンペーン、記念装飾列車の運行を記念した記念入場券セット・記念グッズの発売も予定されている。
「紅茶鉄道」は6000系1編成(4両編成)を使用。PR系統版や車両側面ボディステッカー、車内全面ポスターによる装飾を行う。名古屋本線などで12月8〜28日の運行を予定している。(木下健児)