21の国と地域が参加するAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議が開幕しました。アメリカのトランプ次期大統領が保護主義的な政策を掲げる中、どのような議論が交わされるかが注目されます。
APEC首脳会議には石破総理やアメリカのバイデン大統領、中国の習近平国家主席らが出席しています。
アメリカのトランプ次期大統領が輸入品に原則10%から20%の関税をかけると主張するなど保護主義的な政策を掲げる中、冒頭、議長国ペルーのボルアルテ大統領は「1つの国の成長には他国の成長が不可欠だ」などと述べ、国際協調を重視する姿勢を示しました。
前日には習主席も国際協調の推進を表明していて、関係各国の結束をリードし影響力の拡大を図る狙いがあるとみられます。
このあと、日中首脳会談も予定されていて、どのような意見が交わされるかに注目が集まります。
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