店で嫌な思いをしたことがある人は意外と多いようだ。愛知県の20代女性は数年前の出来事を振り返った。
「バイトでまとまったお金が入ったので、バスケット部である弟の誕生日に、バスケットシューズをプレゼントする話になりました」
当時、女性は大学生、弟は高校生だった。「割と仲良し」というだけあって、互いの誕生日には無理しない範囲でプレゼントを贈り合っていたそう。ところが、このとき弟と一緒に訪れた靴屋で、失礼な店員に当たってしまった。(文:天音琴葉)
「かっこいいけど、やっぱサイズが合わない」
バスケットシューズは高額なものが多いが、そのなかでも「庶民でも手がでる金額でプレミアが将来つきそうなバッシュ」を見つけたという女性。弟も興味津々だったが、2インチも大きいサイズしかなく、一応履いてみたものの案の定ぶかぶかだった。
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「かっこいいけど、やっぱサイズが合わない」と、ほかの靴を見ようとしたとき、若い男性店員が声を掛けてきた。「これは絶対買いですよ」と言ったあと、あり得ない提案をしてきたのだった。
「サイズが大きくても詰め物して履けばいいし。バスケするわけでもないからいいじゃないですか」
どうわけか店員は、弟がバスケをしないと決めつけてきたという。むっとした女性が、「いえ、弟はバスケ部でバスケするシューズを買いにきてるんですけど」と言い返すも、店員は、
「『えー、バスケ部ぅ?』と、弟をじろじろ、身長を目で測るみたいなそぶりで眺めてきたのです」
と失礼な様子だった。その後も馴れ馴れしい口調で話しかけてきた。
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「『彼女、美人でいいっすねー。クリスマスプレゼントにバッシュっすかー?』と弟に声をかけたのです。先刻、私が『弟は』と口にしたのは聞いていなかったのでしょう」
ついに弟も不快になったようだ。「行こ」と言い、店を出たという。店員は「あざっしたー」と挨拶してきたが、「なんかにやついた声でした」と最後まで不愉快だった。 結局、別の店で靴を購入したそう。
「グーグルの口コミに書いてやろうかと思ったのですがやめました。弟がやめてくれと止めたからです。ですがなんとなくもやもやしたままで、その靴屋には二度と行っていません」
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