ぶつかりおじさんの存在は被害に遭う女性にとって恐怖だ。大阪府の30代女性は、去年の夏、ぶつかりおじさんに遭遇した。パートナーと歩いていた際、人が多くてはぐれてしまう場面があったそう。そんなときに衝撃の出来事が起きたのだ。(文:長田コウ)
「(男が)急に腕がラリアットするような感じで、顔から胸にかけて振り下ろしてきたのです。私はびっくりして後ろに下がったのであと少しのとこで直撃は免れました」
「もっと深刻さが伝わる名前で周知され犯罪者として知らしめてほしい」
相手を見ると、「おじさんではなく、若々しいというより奇妙な幼さがある若めの男」。女性が「ぶつかり男」に狙われることは、これが最初ではなかったが、今まではみなおじさんだったので、驚いたそう。
さらに攻撃されそうになった瞬間、パートナーが現れ、「威嚇するように睨んで間に入ってくれた」ため、男は諦めがついたのか、去って行ったという。当時の心境を打ち明けた。
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「私自身もすごくびっくりして恐怖を感じていたのですが、パートナーはぶつかり男って聞いたことはあるけど見たことない、というタイプだったので『男の目がおかしかった。女性は街を歩くだけでこんな恐怖にさらされることがあるの?』とさらにびっくりしつつショックを受けていました」
その後も、件の男は怪しい行動をとっていたそうだ。
「男はふらふらと徘徊していたようで、別の場所でもぶつかったり、複数でいる女性にはまるでふらついて触れてしまったかを装うように体に腕を当てていました」
女性を狙って意図的にぶつかっているのだろう。恐怖でしかない。
実体験もあるからこそ、女性はこう強く主張している。
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「何が楽しいか知りませんが、こういうのは厳正なる処罰対象にしてほしいです。力の入れ方や当たりどころ次第ではもちろん怪我をしますし、一度こういう目にあうと人混みが怖くなります」
「ぶつかり男、ぶつかりおじさんではなくもっと深刻さが伝わる名前で周知され犯罪者として知らしめてほしいです」
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