IT業界でテレワークが一般化して数年。働き方が多様化し、オフィス・自宅を問わず、仕事で使うデバイスや家具も選択肢が増えた。一方、他の人がどんな環境で仕事をしているのかは見えにくいままだ。
そこで本連載では、IT関連企業で働く人のデスク環境を写真や本人のコメント付きで紹介。社員がどんな環境で働いているかチェックする。今回は、今回は、SaaSやコンサルティング、インキュベーション事業を手掛けるリンクアンドモチベーションで働く人のデスク環境を探る。
目次
・エンジニアリングマネジャーのデスクをチェック
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・SREなどのデスクをチェック
●エンジニアリングマネジャー・川津雄介さんのデスク
本人コメント
所属部署・役職:Developer Productivity ユニット (エンジニアリングマネージャー)
役職上、会議をすることが多いため、音声関連のガジェットには多少こだわりがあります。Rolandの「BRIDGE CAST」という、主にゲーム実況者がよく使うオーディオミキサーを使用しています。
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多くの方が会議中にミュートにしたり解除したりを繰り返すことがあると思いますが、このデバイスは物理ボタン一つでオン・オフができるため便利です。また、Google MeetやGather、Zoomなどを個別にデバイスに割り当て、物理つまみで入力・出力の音量を調整することが可能です。
キーボードは同じものを2台持っていますが、海外のゲーミングキーボードを使用しています。それぞれメカニカルスイッチ「Cherry MX」の静音赤軸とクリック感のある銀軸を使い分けています。もちろん、装飾的に光ります。
●エンジニアリングマネジャー・河野智則さんのデスク
本人コメント
所属部署・役職:Developer Productivity ユニット (エンジニアリングマネージャー)
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役割上、オンラインミーティングの機会が多いため、次の2点をコストパフォーマンス良く実現することにこだわっています。
1つ目は自分の音声をクリアで聞き取りやすく届けること。マイクは歴史があり、安定かつ安全な「SHURE SM58SE」を使っています。またMacとマイクの接続には、オーディオインタフェース「BEHRINGER 302USB XENYX」を使っています。
もう1点は、相手の音声をクリアに聞き取れること。圧倒的コスパのUSBスピーカー「JBL Pebbles」を使っています。また、つまみでの音量調整ができ、音声をクリアにできるFostex社のDAコンバーターも活用しています。
●SRE・篠原昂さんのデスク
本人コメント
所属部署:Developer Productivity ユニット SRE グループ
業務用と私用のMacBook Proを切り替える手間を減らすために、中央のモニターとしてDellのハブモニターを使用しています。このハブモニターはモニター自体にUSBポートが5、6個あり、キーボードやLANケーブルなどを全て有線で接続できます。
さらに、Type-Cによる給電が可能なため、MacBook Proにはこのモニターとケーブルを一本つなぐだけで済みます。そのため、ケーブルを一本差し替えるだけで、周辺機器を含めスムーズに切り替えが可能です。
また、デスクは広ければ広いほど便利なので、昇降式デスクと通常の長机を並べてL字型に配置しています。
※SREとはSite Reliability Engineeringの略。Webサイトやサービスの信頼性向上に向けた取り組みのこと。
●企画開発・宮田稔さんのデスク
本人コメント
所属部署:プロダクトデザイン室
複数の画面を同時に表示できるウルトラワイドモニターがお気に入りです。Type-Cのケーブルを1本つなぐだけで、給電と周辺機器が接続できるようにしています。また、ケーブルが視界に入らないように、ケーブルマネジメントにこだわりました。ケーブルはデスクの裏に隠れるようにしています。
デスクには最低限のもの(キーボード、マウス、ポモドーロタイマー)しか置かず、仕事に集中できるようにしています。デスクは昇降デスクを使用し、椅子はエルゴヒューマンを導入して体を労わっています。
●プラットフォーム開発・大塚友章さんのデスク
本人コメント
所属部署:Developer Productivity ユニット プラットフォーム推進グループ
「いちいち画面を切り替えるのが面倒だ」と思っているため、ディスプレイは4枚用意し、主要なアプリごとに分けて使用しています。家での仕事が苦痛にならないよう、デスク周りには観葉植物や映画、アニメのピクセルアート、雑貨など、自分の好きなものを配置しています。
お気に入りのギアは、壊れた部品を取り換えるうちに購入時とは全く違う配色になったBeatsのヘッドフォンで、爆音で音楽を流しながら仕事をしています。
●プラットフォーム開発・田中克弥さんのデスク
本人コメント
所属部署:Developer Productivity ユニット プラットフォーム推進グループ
限られたリソースをどのようにうまく使うかを考えた結果、出窓を有効活用することになりました。いつか広い家に引っ越して、自動昇降デスクを使いたいです。
重めの本棚などを使用しているので、モニターアームは机に取り付けるよりも高い位置に設置できます。拡張性は無限大です。
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